狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

副業には半端じゃないエネルギーが必要な理由(前編)

週5,6日で働いた上、

その上働かないといけないなんてムリ・・・

 

 

 

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誰でも1回は、やってみたいと考えたことがあるのでは?

 

「副業」というワードを聞くと、ダブルワークとか、

バイトの掛け持ちとか、そういうイメージを持つ人もいるでしょう。

ただでさえも本業の労働が大変なのに、副業で労働時間が増えたら・・・・

副業が必要なのはわかるけど、重い腰があがらない。。。

 

この記事では、

・副業を始めたいけど、なかなかやる気が出ない人へ

・そもそも時間がないという人へ

そう感じてしまう理由と、対処法を述べていきます。

 

 

 

◇始められない理由は様々

 

「それは単にモチベーション!」などと、

自己啓発的フレーズで言い切ってしまうのは、簡単です。

 

人間の行動に結びつけるには、論理的に、冷静に考える必要があります。

「副業を始めるのは簡単!」とは私は言い切りません。

それには、私自身も感じていた、人間の性質に原因があるからです。

以下に3つにまとめました。

 

 

①そもそも、「時間がない」「忙しい」は言い訳として完全にスジ違い

 

出た!自己啓発系フレーズ! と思われても仕方ありません。

ここでのキーワードは”やる気”とかではなく、行動の”優先順位”です。

 

 

仮に月曜の朝に、自分の住む部屋が漏水事故で水浸しになったら??

”仕事が忙しいから、週末に業者よんで修理すればいいか・・・・”

とはなりませんよね?

 

会社に事故の内容の連絡を入れて、修理業者を手配するか、

少なくともその日のうちに何かしらのアクションを起こします。 

どんなに忙しくても、”予定を変えよう”という意識が働きます。

それは、出来事の優先順位が高いから、優先順位の低いものを自分で判断し、

何とか行動に起こせるように動くからです。こういう能力があります。

 

 

逆に、優先順位が低いと感じたままでは、

他の優先順位が高い行動に抑圧され、何も行動ができません。

行動に移すには、その行動の優先順位を高いと感じる必要があります。

 

人には、習慣の力という、とても偉大でとても厄介な力があります。

継続的にやっていることはそのまま継続します。強い慣性です。

人が、朝起きる時間を簡単に変えられないのは、

この習慣の力が悪い方向に働いているからです。

 

 

②人間が集中できる数値には限りがある

 

とある書籍で読んだフレーズですが、

人は一日に集中できる力、”意志力” (フレーズうろ覚えですが)の上限があり、

それを超えてしまうと、何も積極的に行動できなくなってしまうようです。

 

ある数学者が、一日で集中できる時間を計測したところ、

連続して集中できるのは、「10時間と少し」という定量的なデータがとれました。

この人の主観によるものなので、集中の強度レベルは不明ですが、

この時間を超えると、急にパフォーマンスが下がったそうです。

 

意志力のキャパシティは人によって多少数値は変わると思いますが、

私は、個人というよりもその人の状態にも大きく左右される実感があります。

 

 

うおおおお!とやる気にあふれ、1日中アクティブな時もあれば、

なんだか天気が悪いだけで全然やる気が出ないことも。

人間、いいニュースや悪いニュースで簡単に一喜一憂します。

 

私も、満員電車のドアでお気に入りの眼鏡が真っ二つに割れた日は、

強い絶望感と喪失感に襲われました。

会社に着いた途端「今日仕事やる気ないんで・・・・」と一言。

なんだこいつ。と思われたことでしょう。知ったことか!!ぴえん。

 

逆に、このような状態を都合よく使うことで、

意志力のキャパシティを多少騙すことは可能だと思います。

 

 

③「自分の時間(オフ)を作りたい!!」と感じてしまう

 

特に忙しいサラリーマンの場合、平日は働きづくめ、やりたいことできない。

休日はせっかくの休み、好きなことに使いたい!!

と感じるのは、当たり前です。

 

気づけば平日の5日間があっという間に終わり、

金曜日の終業時がテンションのピークで月曜日朝が最悪のテンション。

1週間のリズムを完全に会社に支配されている。

こういう人は、きっと少なくありません。

 

 

オンとオフ、こういう言葉があります。

オンはまさに仕事に取り組む時間、ある意味、「人に支配される時間」です。

オフは、気ままにリラックスした「自分の時間」です。

会社員にとっては、オンとオフの切り替えが大事なのです。

(実は、この思想は理想的ではありません。別途記事にします。)

 

私もプロジェクトが多忙な時期は、よく終電帰りしていました。

その癖、帰ったら2時くらいまでYou Tubeを見てしまうのです。

疲れて眠くても、そんな自分の時間は毎日確保するようにしてました。 

それによって、気持ちを切り替えて翌日からの激務に耐えていました。

 

 

しかし、大変申し上げにくいのですが、

残念ながら副業は、この貴重な”自分の時間”内でやるしかありません。

ご検討いただけますと幸甚ですーーー

 

・・・でも、待ってくださいよ。

副業って自分のためなんですよ。何をやってもいいんですよ。

お金のためだけじゃなくて、興味ある事やってもいいんですよ。

(もちろん、会社の時間も自分のためなのですが。)

 

副業は、お仕事のようなイメージがありますが、

決して「人に支配される時間」ではないのです。

自分で仕事量も決められる、好き放題やり方を決められる、

まぎれもなく「自分の時間」なのです。

 

 

 

 

以上、副業が億劫になる3つの原因についてお話ししました。

  1. 優先順位が高くなっていない
  2. 意志力の上限に達している
  3. 自分の時間を取りたいと感じてしまう

 

これらを踏まえて、

後編では具体的な対策についてお話しします。

 

 

 

以上