狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

強烈なセミナーに参加して第2の誕生日を迎えた話

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自己啓発、変革、新しい自分

宗教、洗脳、マインドコントロール

 

上はポジティブな言葉で賞賛され、

下はネガティブな言葉で忌避されます。

 

「自分の内面を変える」ことに関して、

言葉の2面性があるのは面白いですよね。

 

 

これは、そうした自己変革に関するセミナーを

2年前に私が受講した話です。 

 

 

※記事の中には、特定のセミナーに関する内容を含みます。

 私は、妄信的に受講を進めたり、

 内容を乏しめたりするわけではありません。

 純粋な感想と、自分が得られたことを記します

 


目次:

 

 

1.なぜセミナービジネスは胡散臭いのか


"自分を変えたい" そう思っている人はいると思います。

・・・・と、こう書くだけでかなり胡散臭い

 

まるで、高額教材高額セミナー

LP(ランディングページ)の文言みたいです。

 

ランディングページとは、あの縦になが~~~いページで、

途中途中に「購入はこちら!」のボタンがあるアレです。

誰もが1度は、その類を目にしたことがあると思います。

 

私は別に、ランディングページの存在が悪だとは思っていませんが、

どれも似たような構成になっているのが面白いですよね。

 

 

こういった自己変革などを謡う

コーチング、セミナーのビジネスは、

基本的に材料コストなどがかからず、

わずかな人件費と場所代だけで済みます。

 

ゆえに利益率が高く、

売り上げが上がればかなり儲かるのです。

 

 

もちろん、ちゃんとした内容のセミナーもあって、

セミナー・講演ビジネス全体を否定しません。

 

しかし、高い利益率に釣られるあまり、

中には、ちゃんとしたセミナーの内容の

ごく先っちょだけを切り出して、

それを細かく砕いて水に溶かし、

着色料をつけただけのようなセミナーも、

多数存在しているのも事実です。

 

結果として、インターネット上には

そういったセミナーに関する情報が

玉石混交となり、氾濫しているのです。

 

 

なのでセミナー」と聞くだけで、その内容に関わらず

胡散臭いと感じる人が少なくないと思いますが、

仮にそのセミナーで「本当に自分を変えることができれば」

人生においてその効能は絶大なものになるでしょう。

 

 

 

 

 

2.洗脳集団とも言われるセミナーを受講

ちょっと小難しい話をします。

教育洗脳の違いを説明してください。

 

 

我々は、ひとたび学校を離れ社会人になると、

多くの人が集まって画一的な学びを受ける機会は、

会社の研修などを除いて多くありません。

 

社会人が大学で学ぶこともありますが、

それもあくまでも「大学」という肩書がありますし、

英会話スクール、パソコンスクール・・・

これらも「学校」という名目です。

 


私は、先ほどの教育と洗脳の違いについて、

組織・講師側に権威性があるものを「教育」

組織・講師側に権威性がないものを「洗脳」

そういう風に理解しています。

 

 

教育機関や会社の研修については、

権威性の有無は説明不要でしょう。

 

英会話、パソコンスキル・・・・

これらは、スキルがある人=仕事もできる人

という社会通念もあるので、

"権威性がある" といえると思います。

 

 

一方、内容がよくわからないセミナーはどうでしょうか。

前述のマイナスイメージによって、

権威性はおろか信頼性まで損なっています。

 

そういった意味では、

私はセミナーで教育洗脳されました。

 

 

その洗脳集団(笑)の名は、

 

「ランドマーク・ワールドワイド」

 

 

 

実際、2ちゃんねるなどでこの名を調べてると

洗脳集団だの、宗教だの、なかなかの言われよう

内容は、ただの自己啓発セミナーではなく、

「自己探求」という内容がメインです。

 

 

まずスケジュールが過酷で、初回の人が対象の

「ブレークスルー・テクノロジー

コースは、金・土・日の3日間×各13.5時間

それに翌週の火曜の夜が加わるため、

社会人はスケジュール調整が必須です。

 

場所は、東京の会場は五反田ですが、

地方都市での開催もあります。

(海外都市での開催もありますが、内容が少し異なるようです)

 

 

そんな長い時間で、何を延々と聞かされるんだ

と思うかもしれませんが、

これがずっと、講師の説明+質疑応答のみ。

メモや資料が一切ないのです。

 

 

しかし、内容としてはかなり良くできており、

正直、ちゃんと受けると頭がパンクします。 

 

 

具体的なセミナーの内容は、

私がここで文章にすると要約しても

20,000字は軽く超える内容です。

(3日間みっちりですからね。)

 

かいつまんで記すと、以下のような項目を含みます。

・人間の性質はどのようなものか

・自分がどのように出来上がっているのか

・言葉の真の重要性

 

すみません、セミナーの具体的な内容については、

本当に説明が難しいのです。

(受講して理解できた今だからわかりますが、

 説明が難しいから、超長い時間が必要なのだとわかります。)

 

 

私も最初は、ちょっと胡散臭い気持ちで受けていましたが、

段々と薄っぺらいセミナーではないことが分かると、

途端に面白く感じてきました。

 

実際、ちょっと東洋哲学っぽいエッセンスが入っていたり、

過去の偉人の言葉を引用したりして、

雑学好きの私にも楽しめました。

 

 

受講者も様々で、外資系保険の営業マンから、

経営者、投資家、非営利法人の人たちと、

会社員では普段会えない人たちと会話できるのも、

面白いポイントでした。

 

 

ただ、自分として勿体ないなと思う欠点は、

ランドマーク社で実施している他のセミナーへの

勧誘クロージングが強すぎること。

 

セミナー受講中に必ず次のセミナーの案内と、

申し込みタイムがあります。

この時間は、勿体ないなあと感じました。

 

 

それこそ、こうした強い勧誘行為

悪いイメージをつけていると感じます。

講義の内容とうまく絡めて、貢献=自己実現の名のもとに

集客ボランティアをさせ、セミナー参加者数を稼いでいると、

「洗脳」という言葉が適切かもな、と思ってしまうほどです。

 

 

しかし、そんな洗脳集団のセミナーを受けて、

私は大きな変化を感じました。

 

 

 

 

3.セミナー前後で具体的に変わったこと

正直、このセミナーの内容は、

哲学的で考えさせられる内容が多く、

私はバリバリ影響を受けました

 

おそらく、参加者の中でも私は、

かなり影響を受けやすいタイプだったと思います。

 

新しい概念などを学ぶために、

最後まであまり学びを得られない人もいて、

個人差があるようです。

 

 

具体的に変わった点は、以下です。

色々影響がありすぎて、自分の中だけで

セミナー受講日を第二の誕生日と位置付けています。

  • 自分自身の性格への対応が変わりました。イライラやガッカリ感が出てきても、コントロールできるようになりました。
  • 人の言葉を深く聞けるようになりました。余計なイメージを加えず、その人の言葉一つ一つを正確に捉えられるようになりました。
  • かなり柔らかく物事を考えられるようになりました。固定概念に囚われず、自由な発想にトライするようになりました。

上記以外にも、人次第でさまざまなメリットがあるようです。

私は、お陰様で元は十分に取れたと感じています。

 

 

最後に、メリットとデメリットを纏めます。

興味があれば参考にしてもらえますと幸いです。

 

 

<メリット>

  • セミナーでの学びは、しっかり掴めば一生使える。
  • セミナー自体も面白い。講師のレベルが非常に高い。
  • 自分だけ受講しても、周りの人に影響を与えることができる。
  • 受講者が幅広いため、様々な人たちと繋がることができる。

 

<デメリット>

  • 時間の確保が必要(金・土・日の終日+火の夜)
  • セミナー受講料が安くない(16~17万程度)
  • 新しい概念を学ぶため、学びを得られるかどうか個人差がある
  • ランドマーク内の別セミナーへのクロージングが激しい

 

 

 

以上