狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

チキンタツタが発狂するくらいウマくて法規制されないか心配

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私が合法ドラッグと認定しているラインナップ、

六花亭のバターサンド、

ハリボーゴールドベア、

そしてラーメン二郎

これらに加え、忘れていた存在がありました。

 

 

それは、某大手ハンバーガーチェーンが期間限定で発売する、

チキンタツタ です。

私がこれを初めて経験したのは、

おそらく社会人になってからでしょう。

 

 

私が母親に感謝しなければならない点の一つに、

「ファストフードを避ける」

という偉大な教育方針がありました。

 

その甲斐あってか、いやその反動で、

大学生の頃はしょっちゅう食っていました。

とくにあの黄色いロゴのハンバーガー屋で

ただ、食べていたのは安いハンバーガーが中心

なぜなら、カネが無かったから。。。。

 

 

そして、社会人になって少しお財布に余裕ができた矢先、

何かのきっかけで、チキンタツタパクッ・・・・・・

プレス機でつぶしたようなペラッペラのハンバーガと異なり、

ふっくらしたバンズにジューシーな竜田揚げという豪奢な構造

 

"学生の貧乏状態を社会人なって打破した"

という自身の小さな成功ストーリーも合い重なり、

以来、脳が欲しているのです。

 

 

油断していると毎食毎食食べかねないため、

最近は嫁殿に内緒で最寄りのお店に向かう日々。

減量期間中に夜こっそりジムを抜け出してうどんの屋台にむかう、

マンモス西の気持ちがよくわかります。(出典:あしたのジョー


今回は、そんなチキンタツタについて

考えてみたいと思います。

 

 

 

 

※関連記事↓

二郎という合法ドラッグで最高にハイになれる件 - 狩猟採集新時代

 

 


1.チキンタツタというマクドナルドのリーサルウェポン

マクドナルドを知らない人はいないでしょう。

アメリカ発祥の大手ハンバーガフランチャイズです。

日本には日本マクドナルドという法人があり、

1971年に銀座に第一号店をオープンしたようです。

 

メジャーなメニューはもちろん「ハンバーガー」や「ポテト」、

いかにもファストフードという、

動物性たんぱく質と塩分糖分の波状攻撃が味わえます。

 

持ち帰りで職場や電車内などの密閉空間に持ち込むだけで

空間を「マック臭」に染める能力つき。存在感ハンパねぇ。

 

 

その中で、期間限定のメニューが幾つかあります。

その一つがこのチキンタツタ

例年、大体5月~6月ごろに販売されます。

私はこの時期になると、脳が揺さぶられる感覚があります。

 

 

最近のマクドナルドの期間限定商品は

おなじみの商品に加え、もう一種類の

派生商品を用意することが増えている気がします。

例:月見バーガーと月見チーズ、など。

 

 

それが今年はチキンタツタ めんたいチーズ」。

隠せないジャンク感。味の想像が何となくつきます。

 

ただ、こちらのめんたいチーズ、

既に終了している店舗も多いとかで、

ウルトラガッデムでした。そんな人気なのか?

 

1回試してみたかったけどなあ。

まああの手の明太ペーストって、

ケミカルな味がするんでしょうけど。

まだ販売している店舗をご存じの方、教えてくださいませ。

 

まあ、私はオリジナル原理主義者的側面があるので、

そういうところはあまり冒険しないタイプなのですが。

品切れとなると、ちょっと寂しいですね。

 

 

また「ひとくちチキンタツタなる

ただの唐揚げも登場しました。

しかし私は、コロコロには興味なし。

あの竜田揚げと黄色いバンズとキャベツのマリアージュを体験したいのです。

あれも1回は食べてみようかしら。

 

では、そんなチキンタツタ

なんでそんなにウマイのかを解説していきましょう。

 

 

 


2.熱狂的なファンを生み出す構造を備えている

このチキンタツタ

私に限らず、熱狂的なファンが多いんです。

 

レギュラーメニュー化してほしい

マクドナルドのメニューランキングで

第2位にランクインするほど。

(1位は後述する「月見バーガー」らしいです。)

 

 

このチキンタツタ、例のプレス機ハンバーガーとは、

様々な点が異なっています。

なので、マクドナルドはまずい」というステレオタイプの方、

全くの別物なので、一度試してみる価値はあります。

 

バンズがまず特殊で、チキンタツタ専用の

ふっくらとしたパンになっています。

プレス機はどこへやら。

 

もちろん竜田揚げも専用です。

あの竜田揚げのショウガ風味といいますか、

醤油加減がすごく絶妙で、

ふっくらしているバンズと合うんですよね。

 

そして、あのボロボロこぼれる食べにくい

梱包材のような千切りパサパサキャベツが、

食感のアクセントになっていて、

なおかつ脂っぽさを軽減してくれます。

 

まさにケミカルリアクション、

化学反応のように爆誕したサンドイッチ、

それがチキンタツタ

マクドナルド兄弟のお墓に供えられる一品。

 

 

さらに、今回企画サイドは気でも狂ったのか

「ごはんタツタ」なるライスバーガーを発案。

合法ドラッグに拍車がかかりました。

 

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こちら、何度か食べたのですが、

気づいたら無くなっているのです。

食べている時が無我夢中すぎて記憶が曖昧です。

ガッツきすぎていないか、周囲を気にしてしまったレベル。

ちょっと怖い話ですよね。ホントにドラッグ・・・

 

ちなみに、このチキンタツタとごはんタツ

今年の販売期間は6月下旬までとのことで、

今だけですよ~。密を避けつつ喰らいましょう!

 

 

 


3.折角なのでビジネス的に考察してみる

最後に、おまけ程度に考察でもしてみます。

 

チキンタツタのような、期間限定商品で話題性を作り、

既存ラインナップとのセットで売り上げを増やす、

これは飲食業で基本的なテクニックだと思います。

 

レギュラーメニュー化が叫ばれていますが、

ブランディングの観点からも、それはないでしょう。

禁断症状を起こさせたほうが、客は来ますから。

 

 

また、特別感を出すためのバンズやパティは、

他のメニューに使いまわしがきかないため、

発注・ロスの管理などの追加コストがかかり、

利益率はそこまで高くないと思います。

 

レギュラーメニュー化で商品ブランディングが喪失し、

年間売り上げが押しなべて減退してしまう・・・

そのくせ、利益率が高くない商品。

そうしたリスクが大きいと判断しているからこそ、

期間限定メニューに設定しているのでしょう。

 

 

同じことは、9月ごろ発売の月見バーガーにも言えます。

偶然かもしれませんが、日本マクドナルドが実施している他の

"和" のブランディングは、「月見バーガー」くらいでしょうか。

くしくも、レギュラーメニュー化してほしいランキングのワンツー

月見バーガーチキンタツタなのです。

 

"和" のもつ特別感が、より付加価値になっているかもしれません。

竜田揚げも目玉焼きも、どちらも日本人になじみ深いものですよね。

まあテリヤキバーガーもあるのですが、もはや世界的標準ですし、

付加価値としては高くないのかもしれません。

 

 

 

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さて、ここまで書いて今日のご飯は何にしましょう。

もちろん、「チキンタツタ」と言いたいのですが、

"マック断ち" をしている嫁殿を尊重し、

お魚でも食べます。

 

 


以上