狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

会社の飲み会を避けるのは2流。飲み会を活用するのが1流。

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このタイトルの文言、

仮に嫌いな上司が言ったとしたら、

とてもウザいのはわかります。

 

実際"職場の飲み会"というワードで検索すると、

ネガティブな候補ばかり出てきます。

 

いざ参加してみると、

他部署の愚痴、仕事の愚痴、

同じような仕事の話・・・・

 

職場の飲み会」は、

生産性がない時間の代名詞として、

しばしば取り上げられます。

 

先日、緊急事態宣言も解除され、

さっそく職場の飲み会を開催する企業が

出てくるのではないかと推測します。

 


ですが、本当に負の側面だけでしょうか?

 

どうせ参加するなら

「飲み会を活用する」という視点でいくと、

飲み会が多くてちょっと辟易する職場でも、

何か役立つかもしれません。

 


目次:

 

 

※関連記事↓

飲み会は毒を与えあう不思議なコミュニケーション - 狩猟採集新時代

 


1.話したくないヤツとはとことん距離をとれ

毎日仕事をしていると、

好きな人嫌いな人が出てきます。

上司や同僚に対して、ストレスが溜まることもあるでしょう。

 

残業も多く、毎日終業時は解放された気分になります。

なのに、今日は職場の飲み会・・・・

終業時刻を回っても、嫌いな人から開放されない・・・

 

 

期末会、歓送迎会、新年会と忘年会、納涼会・・・

何かにつけて飲む理由をつけるのが会社です。

理由つけなきゃ飲めないわけではないですが、

いちいち機会あるごとに飲み会が設定されています。

 

超絶めんどくさくて行きたくないのに、頻繁にある。。。

「会社の飲み会」という言葉には

こういった負のストーリーが、

一般的に付きまとってきます。



別の記事で以前書きましたが、

"嫌いな人には関わらない"

のは大原則です。

あなたの大事な時間が無駄になりますから。

※参考記事↓

会社のストレス低減の強力な方法(主体的社畜+敵を憐れむ) - 狩猟採集新時代

 

 

なので、タイトルに早速反しますが

これは飲み会でも勿論同じ

そんなに嫌いな人ばかりの飲み会には

行ってはいけません。

 

私はサラリーマン時代、

いけ好かない人と感じた人は飲み会でも

「とことん喋らない」

ようにしていました。

 

むしろ、酒の勢いもあるので、

結構雑な応対をしていたように思います。

(年上なのにタメ語けっこう混ぜちゃうとか・・・)

 


なので、仮に嫌いな人しかいないような飲み会は、

全然行く必要はありません。

 

 

 


2.じゃあ、活用ってどうすればいいの?

"嫌いな人はいる、けど職場全体の人は嫌いじゃない"

程度であれば、飲み会を活用することが出来ます。

 

これには、大きく2つの目的をもって

望むとよいと思います。

 

ステークホルダーの掌握

ステークホルダーとは、「利害関係者」

を意味する言葉です。

"株主"、"お得意様" 、 "取引先"  など、

一般に会社周りの関係者を指します。


ここで掌握すべきステークホルダーは、

貴方個人周りの関係者です。

・いつもコピーを頼む事務員さん

・業務に困ったら助けてくれる人

経理処理の決裁者

などなど・・・

 

普段、あなたは「頼み事ばかり」です。

というか、仕事は頼み事で成り立っています。

なので、時には頼み事以外の雑談をしたり、

頼みを聞いてあげることも必要になります。

 

仮に、2時間の飲み会で、

ステークホルダー達と仲良くなれば、

今後の業務効率化という意味では、

かなりコスパがいい時間の使い方です。

顔色伺って頼みにくいとか、

そういうのが無くなるんですから。

 


②存在アピール

よく、歓迎会などで新入社員が、

人前で余興をやらされたりします。

(この文化も、ネガティブイメージの形成に一役買っています。)

 

なぜこんな昭和の亡霊のような文化

まだ生き残っているかというと、

あなたの存在を印象付けておくことが重要だからです。

特に大きな組織においては、

「知られていない」=「存在していない」

と同じです。

 

ただ、本質的にはそんな余興は不要です。

特にウケをねらう必要もありません。

飲み会に参加し、偉そうな人

何か会話を交わせばよいのです。

おじけづく必要はありません。

 

逆に、新入社員や若手社員は、

偉い人ほど接点が少なくなるので、

結構ガンガンいくと好印象です。

(そいつがいけ好かないやつだったら、その時考えましょう)

 

 

ちなみに当たり前ですが、この存在アピールは、

会社で目立ちたくない人はやらないでください。

私は、入社まもなく良くも悪くも目立ったことで、

大きめの仕事を任されることに繋がりました。

 

 

 

 

3.飲み会でなくても大事な職場のコミュニケーション

あなたが仕事中、他人と喋るときは

どのような時でしょうか?

 

おそらく、多くの人が、

「会話をするとき」=「頼みごとをするとき」

になっているように思います。

 

しかし中には、雑談が好きな人もいます。

頼み事と一緒に、取り留めのない会話を

さりげなく入れるのです。

これは一見すると時間のムダに感じるかもしれません。

 

 

しかし、話しかけられた側からすると、

・とりとめのない雑談ができる人

・口を開けば頼みごとをしかしない人

どちらと仲良くなりたいかと言われれば、

答えは明らかに前者です。

 

 

これに関連する話ですが、営業の現場では、

「お客さんと雑談できた時間と成約率は比例する」

なんて言われることもあります。

 

私は、新卒入社した直後は相当ドライに考えており、

"いや価値ある提案すればそんなん関係ないっしょ"

なんて思っていた青二でした。

 

しかし、流石に社会人何年もやっていくうち、

人間相手に商売をしているので、

「親密度」は業務遂行する上で、

かなり重要なパラメータなんだなと、痛感しました。

 


ちなみに前の職場には、超絶有能な上司が数人いましたが、

全員例外なく雑談が上手でした。

通常の業務中に、さりげない雑談を挟むのです。

もちろん飲み会に参加したときの彼らは、

人との関係構築を上手にしていました。

 

こういう人は、仮にクビになったとしても、

仕事内容関わらず「どこでもやっていける人」

なんだなぁ、と感じたのを覚えています。

 

 

一見ムダそうに見える飲み会や雑談が、

実はメチャクチャ大事なスキルかもしれないって、

ちょっと皮肉ですよね。

 

 

以上