狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

新宿駅徒歩圏内の掘り出し賃貸物件に入居した方法

私は不動産を複数棟所有していますが、

今、賃貸物件に住んでいます。

しかも、新宿駅徒歩圏内の格安の物件です。

 


この記事では、私が今の物件に出会うまでの経緯と、

入居するまで、どのように行動したかを纏めたいと思います。

 

結論から言えば、大事なのは

"素早い決断"に尽きます。

 


目次:

1.新宿駅徒歩圏内は譲れなかった

2.賃貸に掘り出し物があるのは本当

3.掘り出し物件には素早い決断を

 


よく不動産業者が「物件は"出会い"」と言いますが、

行動でその出会いをなるべく引き寄せるのです。

 

 

 

1.新宿駅徒歩圏内は譲れなかった

 

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私は、今の物件に住む前は新宿区内の別の場所に住んでいました。

それは、会社の寮(1棟借り上げ)でした。

社員寮なのに自分の法人名をしれっと郵便受けに貼るなど、

今思えばかなり大胆なことをやってました。

(※そうしないと法人向け郵便が届かないこともあるそうです。)

 

寮からは、新宿駅まで徒歩で25分かかります。

新宿で飲んだ帰りに、たまに酔い覚ましで歩いたのですが、やっぱり遠い。

勿論、電車を使えば10分程度なのですが、満足できません。

 

 

私は、なんだかんだで新宿が好きです。

どこに行くにも純粋に便利ですし、実家の熊谷にもすぐ帰れて、

何かアーバンアダルトで、「シンジュク」という響きも良い。

大学の時に、よく新宿で遊んでいた影響かもしれません。

 

なので、退職して寮を出た先の住まいも、

引き続き新宿区がいいなあと感じていました。

しかも、新宿のシティ感あるとこ(中心部という意味)

に歩いて行ける距離感がいいなぁ!と。

 

 

さらに私は、「山手線の環の内側」という条件も譲れませんでした。

がんばれゴエモン ネオ桃山幕府のおどり」(ニンテンドー64ソフト)みたいに、

ある日突然山手線内の土地がすっぽり宇宙に行ってしまったとき、

その当事者になりたいといういう思いが強いのです。

(※ゲーム内で宇宙に行く土地は九州です。)

 

この理由を色んな不動産屋に話しても

「??」という顔をされましたけど。

※自分で今書いてても理由が意味わかりません。

 ですが、このこだわりは今でもホントにあります。

 

 

つまり、

新宿駅徒歩圏内、んで山手線環内!!しかも安く!

という条件で探すことにしました。

 

ちなみに、不動産投資をやっている人ほど、

自分の住まいに関する出費の管理は、かなり厳密になっていると思います。

賃料で飯を食っているので、自分の賃料は極力削りたいのです。

 

料理人が、人のレストランで料理を食べるとき

色々分析してしまうのと同じような感覚でしょうか。

 

 

退職日の調整がやっと終わり、6月末に退職になりました。

退職についての参考記事↓

スパっと退職を決意し、切り出す3つの手順 - 狩猟採集新時代

 

この時、まだ2月中旬

退職まではしばらく寮にいられますが、

私は、面白い物件がそのうち出てくればいいなぁと、

初めは参考程度に物件情報に目を通していたのです。

 

 

 

 

2.賃貸に掘り出し物があるのは本当

 

2月中旬のある日、いつものようにスマホでスッスッと

スーモやアットホームなどの物件情報サイトを眺めていた時でした。

 

正直、引っ越し期限はまだまだ先だったので、

相場の確認程度の感覚で眺めていました。

ただ、2月中旬あたりから物件の流通が増えます。

3月の引っ越しシーズンに向け、退去の連絡が増えるからです。

 

 

そんなとき、きっと運命だったのでしょう。

私は見つけてしまったのです。

 

 

新宿駅徒歩12分で徒歩圏内!

なんと最寄り駅からは徒歩1分

さらに40平米以上で家賃11.2万

んで、山手線環内!!!

 

しかも、40平米以上の広さがある癖に、

ワンルームという奇怪な間取り。カスタマイズ自由。

(普通、40平米あれば、1LDKか2Kくらいです。)

 

正直、築年数はある程度経っていますが、

RC造(鉄筋コンクリート)なので大した問題ではありません。

周囲の相場感覚と比較しても、2万円以上お得です。

 

 

この物件は、私がサイトで発見した時間の

1時間前に掲載されていました。

私は、すぐに嫁殿(当時未婚)に確認をとり、

ちょうどその日の予定が空いていたこともあり、

不動産屋に面談の予約を取り付けました。

 

 

物件情報掲載から4時間後、不動産屋で面談。

すぐに内見を申し込みます。

良い物件だからとはいえ、流石に見ずには決められなかったので。

 

物件の内見をしたところ、イメージ通りの広さ。

最寄駅からの距離がマジで近い! 徒歩45秒くらい。

もちろん、新宿駅からの徒歩アクセスも良好な場所!

設備は少々古いですが、住むのに問題なし。

 

 

・・しかしここで、心の中の声が語り掛けます

「まだ2月だろ?引っ越しは今しなくていいんだから、

 もうちょっと探せば、さらにいい物件があるかもしれないぞ」と。

 

 

しかし、私はこの物件がいいという直感を信じました。

嫁殿にも最終確認をして、

 

物件情報掲載から8時間後、私は賃貸借契約を結びました。

 

 

 

 

3.掘り出し物件には素早い決断を

 

後日談ですが、この物件と似たような物件が

もう一つ物件情報として同じタイミングで掲載されていたようです。

 

驚いたことに、私たちよりも早く契約した人がいるとのことでした。

自分で言うのも何ですが、最速クラスで動いていた私たちよりも

早く内見を入れるのは、かなり難しいと思います。

 

条件としてはかなり良い物件なのは明らかだったので、

「内見せずに決めた」のでしょうか。

それはそれですごい。。。

良い物件はすさまじいスピードで成約されるのが分かりました。

 

 

この物件、面白くて私はお気に入りです。

しかし、私が超即決で決めてしまったこともあり、

嫁殿は徐々に不満を漏らしています。汗

※私は不動産のマネジメント能力よりも、

 嫁さんマネジメント力を磨くべきだと痛感しました。


そのため、近いうちに引っ越し(タワマン希望)

しようと意気込んでいますが、

買う気なんぞはサラサラなく、それも賃貸のつもりです。

※参考記事↓

タワマンにメチャクチャ住みたがる人に伝えたいメッセージ - 狩猟採集新時代

 

余談ですが、マイホームに住みたいという人向けに、

自分の家のローンを人が払ってくれる、

「賃貸併用住宅」というのもご紹介しておきます。

これは、自分が所有している物件の1室に住み、

他の入居者からの家賃収入でローンを返済し、

自分は形式上ローン負担なしで住めるというものです。

夢のマイホーム(マイルーム)が家賃・ローン無しです。

面白いですね。

 

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最後、すこし話が逸れましたが、

結局「物件は”出会い”」です。

出会いを求める人には現れるものです。

 

しかし、あの時心の声に流され、

数日迷っていたら、何も得られなかったでしょう。

 

あくまで”出会い”をモノにできるのは、

素早い決断です。

 

 

 

以上