狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

モノポリーが終わらない人に捧げるブチ上がり短縮ルール

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モノポリーというゲーム、

皆さんご存じでしょうか?

 

基本的なルールは人生ゲームと似ていますが、

そのシンプルさゆえ、プレイしていくうちに

段々とハマってしまう悪魔的なゲームです。

 

 

私は、長期休暇で地元(熊谷)に帰るたびに、

マブダチと夜遅くまでこのゲームに興じています。

 

もはやモノポリーをやりに帰省するような、

そんなときもあったくらい魔性のゲームなのです。

 

 

しかし、そんな神のボードゲームモノポリー

「決着が付くまでどエラい時間かかる」

という、唯一にして最大の欠点があったのです。

 

この記事では、その最大の欠点

我々の弛まぬ努力とモノポリーによって

完全に克服したことを伝えるとともに、

全国の、いや世界のモノポリープレイヤーが、

よりモノポリーというゲームを愛せるように、

この記事を捧げます。

 

 


目次:

 

 

モノポリーの細かいルールは記載していません。

基本ルールを理解している人向けの記事です。

皆さん、プレイしてみてね!!!!

 

 

 

1.モノポリーという悪魔のゲーム

MONOPOLY(モノポリーは海外で生まれたゲームで、

その産みの親はHasbro(ハスブロ)というアメリカの企業です。

 

1周が40マスあるシンプルな双六条のゲームで、

サイコロ(2つ)を投げ、

止まったマスに従うのは人生ゲームと似ています。

 

プレイヤーは、止まったマスで土地の権利書を購入できます。

土地の権利書を購入すると、

次回からそのマスに止まったプレイヤーから、

権利書に書いてある金額だけ

カネを巻き上げることが出来ます。

 

 

どうです?面白そうでしょう。

このゲームの醍醐味はここからで、

土地はエリアごとに色分けされています

 

この色(2か所or3か所)の土地ををすべて購入すると、

その土地に家を建てることができ、

プレイヤーから巻き上げる金が10倍以上増えます。

同じ色の土地を独占(Monopoly)する

まさに"モノポリー"という名前の由来です。

 

しかも、純粋なサイコロの運だけでは、

良い感じに同じ色のマスを独占するのは難しいです。

そこで、ゲーム中ではプレイヤー同士で

「交渉」をいつでもすることが出来ます。

 

 お前の土地の権利カードと俺のカードを交換しない?

 お前これ欲しいでしょ?300$で買わない?

 

この交渉が、ハゲるほど面白いのです。

レートやルールはありません。

必要なのは、相手との合意のみ

 

 

持てるものは交渉を利用し、さらなる富を得る。

持たざる者は地を這いながら、逆転の機会を待つ。

このモノポリーという小宇宙(コスモ)は、

まさに資本主義をテーブルに再現した

エゲツないボードゲームです。

 

私は子供が物心ついた途端、

モノポリーの遊び方を叩き込もうと思っているくらいです。

 

 

 

このゲームには、物理的なゴールが無く

持ち金が無くなると破産となりゲームオーバーです。

土地を買占めまくって建物を建てまくって、

自分の土地に止まった相手を破産させ、

それを最後の一人になるまで続けるという、

勝ち残りルール・・・。

 

この、「最後の一人まで続ける」

というルールにしてしまったことが、

地獄の始まりだったのです。。。

 

 

 

 

2.終わらないという唯一にして最大のデメリット

そんな究極的に面白いモノポリーですが、

やったことある方はわかる通り、

終了を迎えるまでが本当に長いのです。

 

例えば人生ゲームであれば、双六と同じで

「ゴール」まで行けば終了です。

たとえどんなに長引いても、ビリの人がアガるのには、

トップの人がアガってから数十分もあれば十分でしょう。

 

 

一方、このモノポリー、一つのゲームが

平気で2~3時間かかります。

通常の忍耐力がある人でも、これには参ります。

 

ちなみに世界最長プレイ時間は、

61時間とも5日ともいわれています。

 

 

なぜ、こんな苦行のようなプレイ時間になってしまうのでしょうか?

それは、最初の人が破産するまではあまり時間がかからないのですが、

最後の一人が決まるまでが本当に長いのです。

 

最後の二人になったとき、大体はゲーム進行上

二人とも結構な資産を持っています。

なので、よほどサイコロ運が偏らない限り、

相手を破産まで持っていくのはかなり厳しいのです。

 

 

なので、A君とB君が戦っている時、

"A君のほうが勝ちそうだよな~" と思っていても、

雌雄を決するまでにとても長い時間がかかり、

既にゲームを終えたA君B君以外のプレイヤーたちは、

退屈な時間を過ごさなければいけませんでした。

 

この不毛な時間が、

モノポリーの最大の欠点だったのです。

 

 

 


3.モノポリーの新常識「死者の慟哭」

我々は、モノポリーを愛しています。

 

でも、毎回ゲームの終盤で、

順位がほとんど決まっているのに、

終わるタイミングが計れないこのゲームの欠点に、

辟易としていたのも事実です。

 

そうして、2019年の年末、その時は訪れます。

革命的なアイディアが浮かんだのでした。

 

プレイヤーのうち、最初の一人が破産した途端、

残るプレイヤーの破産を爆速で実現させ、

ゲームをサッサと終わらせる方向に向かわせる、

その名も「死者の慟哭 (登録商標申請中※嘘)です。

 

 

この「死者の慟哭」ルールですが、

以下のルールを追加するだけです。

 

・最初のプレイヤーが破産するまで、通常通り。

・破産したプレイヤーが持っていた土地には、

 強制的にホテルが建てられる。

 この土地に止まった場合、権利カードに

 書かれているホテル料金を、銀行側に支払う。

 (破産プレイヤーは権利カードを保持し、把握していること)

・破産したプレイヤーは、プレイ中のプレイヤーが

 振ったさいころを、2回だけ振り直しさせることが出来る

 権利を与えられる。

 

 

モノポリーの特徴として、

一人破産するくらいまでゲームを進めていくと、

大体の順位が決まってきます。

例:5人でプレイしていると、最初の一人が破産したときは、

 大体が1・2争いをしていて、他は近いうちに負けそう、等。

 

なので、あとは残ったプレイヤーを爆速で破産させるために、

土地を抱えたままリタイヤしたプレイヤーは、

その土地に巣食う生霊となって、

残るプレイヤーに牙をむきます。

 

そのホテルの賃料は、その亡霊ではなく

銀行が徴収することで、場に流れる資金を減らし、

ガンガン破産へと近づけます。

 


ただ、こうしたオリジナルルール

過激で理不尽なものであってはいけません。

何故なら我々はモノポリーを愛しているから。

ゲームは、バランスが何より大事なのです。

 

実際にこのルールを適用すると、なんと

1ゲームが90分程度で終わります。

数時間かかっていたのに!なんという快適さ!

 

 

しかも、リタイヤしたプレイヤー(死者)が、

「サイコロの振り直し」という、

クソうざい妨害に参加することが出来るのです。

(あくまでも協力ではダメです、早く破産させるための妨害です)

 

この妨害はとても盛り上がります。

もうすぐ破産しそうなプレイヤーが、

ホテルが乱立する危険なエリアをサイコロ運で無事抜け切れても、

振り直しによって止まらせることが可能です

 

リタイヤしたプレイヤーでも、楽しくゲーム参加できる・・・

ボンバーマンのミソボンから着想を得ています。

ハドソンさんよぉ、やるねぇ。

 

 

ゲーム本来の面白さをしっかりと残しつつ、

イヤな部分を改善し、新しい楽しみを付加する。

こんなにクリエイティブなことが他にあるでしょうか?

 

これは、私の2019年の出来事で、

脱サラの次に大きな出来事だったと思います。

 

 

皆さんも、この「死者の慟哭」

楽しいモノポリーライフを!

 

 


以上