狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

節税がズルいなんて、終わっている考えは捨てましょう

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 「ズルい」

口癖になっている人、いませんか?

 

 

芸能人や経営者の脱税のニュースが流れると、

「たくさん金を貰っているのに、ズルいやつだ」

と誰もが感じると思います。

脱税は違法行為なので、当然です。

ズルくて悪い人は、裁かれるのです。

 

 

しかし、

「金持ちが海外に資産を移動して節税している」

というニュースを見ても、

同じ様にズルいと思っていませんか?

 

彼らは確かにズルいかもしれません。

でも、誰にも迷惑はかけていませんし、

地獄に落とされることもないでしょう。

 

 

ここでは、税金を納めることに関して、

非常に重要な考え方を記します。

 

 


目次:

 

 

1.税金大好き日本人

国民の3大義務というものがあります。

教育の義務、勤労の義務、そして納税の義務 です。

 

義務というのは、やらなければならないこと。

教育や勤労は、義務を放棄しても明確な罰則はありません。

しかし、納税の義務だけはガッチリ罰則があります。

 

 

社会人になって給与を貰ったことのある人なら、

税金がかなり引かれているのに気づくと思います。

 

それもそのはず。なんと日本は、

世界第二位の重税国家です。

高くても、みんな真面目に払ってくれます。

 

ちなみに、世界一位は

「オランダ領アルバ」というところで、

カリブ海に浮かぶ小国です。

観光業メインのちょっと特殊な国なので、

主要国家では日本が実質1位ですね。

 

もし世界が仮に統一されちゃったとして、

私が世界政府の人間だったら、

日本人にだけ重税を課すでしょう。

ぐへへへ。

 

 

特に「所得税の天引き」というシステムは

天才が作ったシステムです。

 

あらかじめ引かれた状態で渡されると

人は不満に思わないのに、

一旦額面の全額を渡した後に納付させると、

絶対不満に思う人が出てきます。

天引きなら、額面の数字は「空想」で終わるので。

 

 

税率についても、理不尽です。

日本では、収入が多くなるにつれて、

税率も高くなる累進課税を採用しています。

 

所得税は、年収600万の人は20%ですが、

年収4000万を越えると45%になります。

住民税を含めると、半分以上持っていかれます。

 

 

日本人は真面目なので、

「税金が高いなあ」と感じても、

仕方ないと思って放置している人がいるでしょう。

 

しかし、高額給与所得者にとって、

半分以上持っていかれるのは、凄く癪です。

私も1回仮想通貨で儲けてしまったとき、確定申告で

ベンツの金額くらいを納めたことがあります。

 

 

少ししか納税しなくても、多く納税しても、

得られる社会保障は変わりません。

救急車は来てくれますし、

年金の受給にも変化はありません。

その時は、本当に累進課税はクソだと思いました。

 

※そんだけ儲けっちゃった時の参考記事↓

仮想通貨で3000万円儲かって3億円損した話(前編) - 狩猟採集新時代

仮想通貨で3000万円儲かって3億円損した話(後編) - 狩猟採集新時代

 

 

日本共産党などは、富裕層への累進課税

さらに推進させようとしているようですが、

そんな事したら、金持ちがもっと海外に逃げます。

税収を上げたいのか下げたいのかわかりません。

 

 

 

 

2.納税は真面目ちゃんを殺すシステム

ところで、「ズルい」ってどんな時に思いますか?

「ズルい」とは、自分の利益を得たりするために、

要領よく振る舞うさま。また、そういう性質であるさま。

悪賢い。(デジタル大辞泉より)

 

本来の意味はこの通りです。

やっていること自体は違法ではない。

だけど、皆から快く思われない。

そういう感情だと、私は定義します。

 

 

でも考えてみて下さい。

節税できるなら、したくないですか?

 

 

高校時代に全然勉強しなかった人が、

東大に合格した同級生を見て「ズルい」

とは決して思わないように、

 

節税する方法を知ろうとしないのに、

勉強して節税している人を「ズルい」と言うなんて、

ちゃんちゃらおかしいですよね。

 

 

おそらく、節税脱税を勘違いしている人が

多いんだと思います。

税金を払わない=悪いこと じゃないんですよ。

税金のルールを守らない事=悪いこと

です。

 

 

ちょっと待って!!

節税の方法なんか学校で習っていない。

知らないからルールもよくわからない!

真面目ちゃんが問いかけます。

 

 

習っていない? 当たり前です。

わざわざ国の税収を下げるようなこと

国の機関である学校が言うと思いますか?

私立ならまだしも、公立学校では絶対やりません。

私も、カネの勉強をするまでは全く分かりませんでした。

 

 

資産家や経営者は、このことを知っているから、

事業の売り上げを海外で計上したり、

複数の会社を作って税金を最小限に抑えます。

もちろん、ルールをギリギリ守る範囲内で、です。

 

 

賢く勉強した人は、節税をしています。

「ズルい」と言って安全圏から文句を言うのは、

真面目なのではなく、愚かで臆病なのです。

 

足を引っ張り合うのは、もうやめません?

 

 

 


3.いろいろできる節税。もちろん合法。

例えば、わかりやすい例だと不動産です。

 

不動産は減価償却という魔法のシステムで、

手元の資金が減らないのにマイナスを作れます。

※参考記事↓

10万円で買った物件で20万円の節税になった話(前編) - 狩猟採集新時代

10万円で買った物件で20万円の節税になった話(後編) - 狩猟採集新時代

 

そのマイナスを自分の所得と打ち消しあった結果、

払いすぎた所得税が帰ってくるのです。

意味が分からないと胡散臭いですが、

理解するととても面白いシステムです。

 

 

でも、わざわざ不動産を買うのは、

ちょっとハードルが高いですよね。

 

そんな人は、何でもいいので副業すれば良いのです。

自分の特技を少しでも活かして、

ホームページ作成、写真撮影、

服のフリーマーケット(転売)、などなど。

 

副業レベルではない趣味レベルでも、

いまでは「ココナラ」のようなサイトで

自分の能力を簡単に売り込むことができます。

 

 

そうして売上を立てば、お小遣いになりますし、

経費精算しまくれば、還付も貰えます。

※売り上げが経たないうちから、

 適当な名目で開業してしまうのも不可能ではないです。

 

節税は、決して悪いことではありません。

努力して勉強した人が勝ち取れる

ボーナスのようなものです。

ふるさと納税と何が違うのでしょうか?

還付金はありがたく受け取りましょう。

 

 

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最後に、繰り返しますが、

節税と脱税は違います

出来る限り工夫して減らして、

納めるものはきっちり納めましょう。

 

そんで、儲けるだけ儲けて、

稼げるだけ稼いだら、

その後でケイマン諸島クック諸島

お世話になればいいのです。

 

 


以上