狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

外食だらけの生活習慣で味覚がマヒしたことを実感した話

f:id:Oppekepe1900:20200624232541p:plain

 

単身サラリーマン時代、

外食がほとんどでした。

 

しかも、一人でそんなに良いモン喰ってもしょうがないと思い、

適当な飲食店で済ましていたのがほとんど。

牛丼屋、そばうどん系、ファストフードといった

外食チェーンを頻繁に利用していました。

 

 

そして、昨年からニート生活に突入し、

ヒマな時間を使って自炊の頻度が上がりまくりました。

流石に料理が日常行為として慣れてくると、

余っている野菜を使ってテキトーに作った料理も、

まあまあそれなりに美味しく出来るもんです。

 

ぶっちゃけ、料理はセンスではなくて慣れなので、

ある程度やれば、誰でもそれなりに美味しく作れるようにはなります。

もちろん、野菜も高級ではなく、その辺のスーパーのヤツで十分です。

 

自分で作ったものを食べるので、

日の通し具合や味付けの感覚がよくわかり、

それによる味の変化に敏感になってきました。

 

 

そうこうして、今日偶然機会があったので、

前職のサラリーマン時代によく食べていた外食チェーン店のメニューを

久々に口にして、とても驚いてしまいました

 

まず、野菜の味が全くしないのです。

肉の味もとても薄く、脂分だけを感じます

単純に、"質が落ちた" 可能性はありますが、

どちらかというと、味そのものは変わっていないようで、

"気づいてしまった" という感覚が強かった印象です。

 

 

よくよく考えてみれば、生野菜なんて

廃棄ロスや管理コストがかかってしまう上、

季節による仕入れコストのリスクもあります。

 

外食チェーン店のような低価格のメニューでは、

生野菜なんて提供できないことなんて、

頭ではわかっていましたが、それを"舌"で感じてしまいました。

 

収穫したての野菜は、別に高級野菜では無くても、

バクバク食べられるくらい美味しいモノです。

刺身と同じで、もぎたては鮮度が桁違い。究極の旨味があります。

自分の畑を持っていたころ、虫はなんて贅沢なんだと感じました。

 

 

 

かつて、外食ばかりしていた生活の時は、

正直何もわかりませんでしたが、

実はかなり味覚がマヒしていたんじゃないか、と感じます。

 

ぶっちゃけ、今でもマックのチキンタツタなど、

好きなジャンクフードはありますが、

外食特有の「画一的な味付け」を感じるようになりました。

 

単純に、味覚が加齢によって変化したのかもしれませんが、

今更になって家庭の味のありがたみがわかりました。

なんだか美味しんぼみたいな展開ですね。

 

 

私がそうだったのでよくわかりますが、

単身サラリーマンは、食生活が荒んでいる人が多いと思います。

 

数年前、とあるラーメンチェーン店で、

となりの席の中年サラリーマンが、1杯のラーメンに、

おろしにんにくをスプーン山盛り3倍入れている時は、

目を疑いました。

 

業務用のおろしにんにくなんて、

ニンニクのもつ旨味は失われ、

水っぽい癖の強い匂いだけのモノなのに、

そんなにたくさん入れたら味もクソもありません。

(私も、スプーン1/5くらいは入れていましたが。。。)

 

この人の味覚は、死んでしまっているのだろうか。

当時、そう思った私の味覚も死にかけていたのですが。。。。

 

 

 

仕事で疲れた後、自分の食事くらい、

好きなモノ食わせろという、

単身サラリーマンの気持ちはよくわかります。

 

いつか私が農業関係のビジネスをする際は、

そうした単身サラリーマンの外食習慣に、

何か健康要素を取り入れられるようなことができれば、

理想的だと考えています。

 

 

以上