狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

魚のサンドイッチは抜群に旨いむしろ肉を超越しているとすら言える

ハンバーガー、サンドイッチと言えば、

パンの間に肉に野菜、沢山の具材を挟み、

豪快にかぶりつく料理。

 

静かに盛られた具材たち、

そしてそれにかぶりつく動作、

まさに静と動が渾然一体となった

究極の喰いモノなのです。

 

 

私は、ハンバーガーは好きです。

なんならマクドナルドのでもオッケーです。

表参道や代官山あたりは、

セットで1500円くらいするバーガーなるものもあり、

まあまあそれも美味しいと思いますが、

マックの5倍美味しいかと聞かれると、よくわかりません。

 

そんな、

「値段と美味しさがリニアに変化しないと納得しない教」

の考えは、一旦おいておいて、

ここではそんなハンバーガーの

パティについて、一石を投じたいと思います。

 

 

基本的にオーセンティックなハンバーガーは、

牛肉のひき肉をパティに使っています。

ジューシーなお肉の味わいと、

味の濃いソースにパンの食べ応え。

子供から大人までみんな大好きです。

 

 

 

ですが、世の中にはパティが肉ではないバーガーがあります。

そう、我々日本人のDNAに古来から刻まれている食材、

です。

 

 

2年ほど前、初めてオランダを訪れた際、

地元の食べ物ということで、

魚屋さんハンバーガーを頂きました。

それは、こんな感じです↓

 

f:id:Oppekepe1900:20200713005429j:plain

これは、オランダのハーリングというニシンを使ったサンドイッチです。

味は悪くないですが、食感が大胆。。。

こちらの逸品ですが、なんと

ニシンの塩漬けがそのまま挟まれております。

生臭さはお酢や玉ねぎで中和されているのですが、

固いパンをほおばると中のニシンがぐにゅうううと潰れるので、

その食感がなんとも微グロでした。

味は美味しかったです。

 

 

そして、同じニシンでも、それを究極改造したのが、

こちらのキッパーへリングという

ニシンの燻製を使ったドイツのバーガー。

 

 

f:id:Oppekepe1900:20200713005700j:plain

こちらも同じくニシンですが、

ドイツのキッパーへリングという燻製を使ったサンドイッチ。うますぎ。

オランダで、大きな課題となっていたニシンの食感は、

燻製にすることで崩壊が見事に防止されています。

また、燻製独特の香りが、パンと相性抜群

安心して食べることができます。

いや、安心というより、無限に食えます。

 

ドイツとオランダの海上戦闘は、

ドイツが勝利です。

大丈夫、落ち込まないでオランダ。俺は愛しているよ。

 

 

特に、新宿駅東口地下のBERG(ベルグ)のキッパーサンドは、

目玉焼きが入っており、ボリューム抜群です。

マックでこれだしてくんねぇかなぁ。安価で。

 

 

肉のバーガーも、もちろん美味しいです。

チキンタツタはメチャクチャすきですし。

ですが、魚のバーガーの独特の美味しさも、

捨てがたいものがあります。

 

最近は、しゃれおつなカッフェなどで、

鯖サンドイッチなるものもメジャーになり、

魚+パンの組み合わせは、段々馴染みある者になりつつあります。

さあ、アーリーアダプター達よ、先駆者になるのじゃ。

 

 

ちなみに、キッパーサンドは

マジで毎日食べたいくらい美味しいです。

 

 

以上

とんがらし麺との悪魔的な出会いから激辛道に堕ちた話

f:id:Oppekepe1900:20200630234402j:plain

 

とんがらし麺

 

今でこそ、激辛ラーメンが増えてきてしまい、

すこしマイナーな存在になってしまいましたが、

このカップ麺は、私が小学生の頃からあった、

息の長いラインナップでもあります。

 

特徴としては、スープが辛いだけではなく、

麺に唐辛子が練りこんである

という、なんともピーキーな仕上がりです。

 

 

発売当時、テレビCMでうたわれていた、

麺に唐辛子が練りこんである

というフレーズに、当時小学生だった私は

とても恐怖を感じていました。

当時は、そこまで辛い物を食べたことが無かったのです。

 

いや、赤いのはめっちゃ辛いんだろうけど、

そんな辛さが麺にまであるなんて、もう逃げ場ねぇじゃん

スープをすすっても麺をすすっても、どう転んでも辛いのです。

いや、そんなメニューなんて・・・

 

そんなメニューなんて・・・・

 

 

ちょっと食べてみたいかも。。。

 

 

 

 

人は、時に並々ならぬ好奇心を発現させ、

まるで何かに憑りつかれたかのように、

大きなチャレンジへと踏み出します。

 

その時の私は、遥か太平洋に浮かぶ島々を目指した

古代のマオリのように、

イオニア精神を体現した存在でした。

 

そうして、母の緩やかな制止を退け、

スーパーで買ってもらって、一口食べてみたのです。

 

 

・・・思えば、あれが激辛道に堕ちた瞬間でした。

以来、刺激を求めるマシーンと化してしまったのです。

これはある意味脳の機能の変質といっても過言ではないでしょう。

 

小さなきっかけで、人生が大きく変わることを

日清のカップラーメンは、教えてくれました。

 

とんがらし麺よ、

貴様はよくも私を堕としてくれたな。

まぁ、遅かれ早かれ出会っていただろうけども。

 

 

と、そんなことを

久々にとんがらし麺を食べて思いました。

パッケージめっちゃ変わってますが、

あの時体験した刺々しい味はそのままでびっくり。

 

 

以上

食べログさんが引導を渡すときがきた。GMBとIGの台頭

f:id:Oppekepe1900:20200628234002j:plain

 

食べログ、みんな使っていますよね。

3.5を上回ると、いわゆる「良い店」「美味しい店」と言われており、

店の良しあしを判断する、一つの基準となります。

 

特に、行ったことのない店を判断するとき、

最強の基準になっているひとも多いでしょう。

何を隠そう、私も少し前まではそうでした。

ただの点数が、行く/行かないを決定づけるくらい、

大きな影響力を持っていたのです。

 

 

しかし、この"食べログの評価"について私は、

最近あまり信頼できないんじゃないか、と考えるようになりました。

 

その一方で、調べ方によっては圧倒的に信頼できるな、

と思う評価手法も出てきています。

それはSNSマップアプリです。

 

私の個人的な感想だけにとどまらず、

こう感じる人は多くなってきたのではないでしょうか。

 

 

なぜ食べログは徐々に信頼を失い、

代わりにGoogleやインスタグラムが有用なのか?

その違いは、正直なユーザーの評価を反映しているかどうかです。

 

 

少し前にニュースにもなりましたが、

食べログは登録店舗からのフィー(上納金)によって、

評価点数を上下させているのではないか、

という疑惑が話題になりました。

 

実際、食べログ側が意図的に点数を上下させているかは不明ですが、

一般的に"良い"とされる3.5以上のお店に行っても、

余りにも料理や接客のレベルが低くて落胆したこともあり、

「金額による点数評価」は合ってもおかしくないかも、

と感じてしまいました。

 

 

新コロの影響、どの飲食店も固定費を絞っている今、

効果がすぐに見えにくい広告宣伝費を下げたいと思うのは、

当然の結果です。

飲食店から食べログに支払えていたお金も、徐々に拠出が難しくなります。

 

そこで、"お金を払ってくれたら、その分宣伝するよ"

なんていうオークション形式を取り入れて続ける限り、

飲食店からの出費は減っていき、結果まばらになったランキングは、

明らかにユーザー視点からズレたものになっていきます。

 

 

実は、このブログでも紹介したくない最強の居酒屋

東京郊外にあります。安くて量も多く、そして何より美味しい。

10人行ったら10人がまた来たいと思うくらいのレベルです。

 

先日、久しぶりにそのお店を訪れる機会がありました。

店情報を改めて確認したところ、

食べログ評価は相変わらず高くありませんが、

Googleの評価がメチャクチャ上がっていてビビりました。

 

 

おそらく、その居酒屋は、

あまり宣伝しなくてもお客さんがくるので、

食べログにはお店の掲載登録だけして、

ロイヤリティーを一切払っていないのでしょう。

 

しかし、ユーザーからは正当に評価されているため、

グーグルマップ(Google マイビジネス)に表示される数値は、

食べログの評価とは比べ物にならないくらい良いのです。

 

私は、この事実を改めて実感しました。

ユーザーフレンドリーな評価でないと、

長期的に信頼されないのだと。

 

 

Googleマップだけではなく、SNSも同様に参考になります。

特に、インスタグラムのような画像メディアは料理ととても相性が良く、

ハッシュタグによって、特定のお店や料理の情報を得ることができます。

 

SNSの個人アカウントでは、その人が自由で正直な感想を述べています。

個人としての露出が強いので、実情とかけ離れた情報を流すことは、

誰も得しない状況です。

 

結果として、定量的な評価は難しいかもしれませんが、

それなりに正しいユーザーの評価を見ることができます。

(もちろん、企業や店のアカウントとなると話は別ですが。)

 

 

 

ちなみに、ここまで書いておいてナンですが、

私は食べログで飲食店を探すことが今でもあります。

しかし、点数はあくまでも参考程度に、

店の雰囲気やメニュー、グーグルの評価も確認します。

 

ユーザーの声が何より大事な世の中、

それらを正しくユーザーに還元される企業が評価されるのは、

当然といえば当然の話ですよね。

 

 

以上