狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

食べログさんが引導を渡すときがきた。GMBとIGの台頭

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食べログ、みんな使っていますよね。

3.5を上回ると、いわゆる「良い店」「美味しい店」と言われており、

店の良しあしを判断する、一つの基準となります。

 

特に、行ったことのない店を判断するとき、

最強の基準になっているひとも多いでしょう。

何を隠そう、私も少し前まではそうでした。

ただの点数が、行く/行かないを決定づけるくらい、

大きな影響力を持っていたのです。

 

 

しかし、この"食べログの評価"について私は、

最近あまり信頼できないんじゃないか、と考えるようになりました。

 

その一方で、調べ方によっては圧倒的に信頼できるな、

と思う評価手法も出てきています。

それはSNSマップアプリです。

 

私の個人的な感想だけにとどまらず、

こう感じる人は多くなってきたのではないでしょうか。

 

 

なぜ食べログは徐々に信頼を失い、

代わりにGoogleやインスタグラムが有用なのか?

その違いは、正直なユーザーの評価を反映しているかどうかです。

 

 

少し前にニュースにもなりましたが、

食べログは登録店舗からのフィー(上納金)によって、

評価点数を上下させているのではないか、

という疑惑が話題になりました。

 

実際、食べログ側が意図的に点数を上下させているかは不明ですが、

一般的に"良い"とされる3.5以上のお店に行っても、

余りにも料理や接客のレベルが低くて落胆したこともあり、

「金額による点数評価」は合ってもおかしくないかも、

と感じてしまいました。

 

 

新コロの影響、どの飲食店も固定費を絞っている今、

効果がすぐに見えにくい広告宣伝費を下げたいと思うのは、

当然の結果です。

飲食店から食べログに支払えていたお金も、徐々に拠出が難しくなります。

 

そこで、"お金を払ってくれたら、その分宣伝するよ"

なんていうオークション形式を取り入れて続ける限り、

飲食店からの出費は減っていき、結果まばらになったランキングは、

明らかにユーザー視点からズレたものになっていきます。

 

 

実は、このブログでも紹介したくない最強の居酒屋

東京郊外にあります。安くて量も多く、そして何より美味しい。

10人行ったら10人がまた来たいと思うくらいのレベルです。

 

先日、久しぶりにそのお店を訪れる機会がありました。

店情報を改めて確認したところ、

食べログ評価は相変わらず高くありませんが、

Googleの評価がメチャクチャ上がっていてビビりました。

 

 

おそらく、その居酒屋は、

あまり宣伝しなくてもお客さんがくるので、

食べログにはお店の掲載登録だけして、

ロイヤリティーを一切払っていないのでしょう。

 

しかし、ユーザーからは正当に評価されているため、

グーグルマップ(Google マイビジネス)に表示される数値は、

食べログの評価とは比べ物にならないくらい良いのです。

 

私は、この事実を改めて実感しました。

ユーザーフレンドリーな評価でないと、

長期的に信頼されないのだと。

 

 

Googleマップだけではなく、SNSも同様に参考になります。

特に、インスタグラムのような画像メディアは料理ととても相性が良く、

ハッシュタグによって、特定のお店や料理の情報を得ることができます。

 

SNSの個人アカウントでは、その人が自由で正直な感想を述べています。

個人としての露出が強いので、実情とかけ離れた情報を流すことは、

誰も得しない状況です。

 

結果として、定量的な評価は難しいかもしれませんが、

それなりに正しいユーザーの評価を見ることができます。

(もちろん、企業や店のアカウントとなると話は別ですが。)

 

 

 

ちなみに、ここまで書いておいてナンですが、

私は食べログで飲食店を探すことが今でもあります。

しかし、点数はあくまでも参考程度に、

店の雰囲気やメニュー、グーグルの評価も確認します。

 

ユーザーの声が何より大事な世の中、

それらを正しくユーザーに還元される企業が評価されるのは、

当然といえば当然の話ですよね。

 

 

以上