狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

とんがらし麺との悪魔的な出会いから激辛道に堕ちた話

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とんがらし麺

 

今でこそ、激辛ラーメンが増えてきてしまい、

すこしマイナーな存在になってしまいましたが、

このカップ麺は、私が小学生の頃からあった、

息の長いラインナップでもあります。

 

特徴としては、スープが辛いだけではなく、

麺に唐辛子が練りこんである

という、なんともピーキーな仕上がりです。

 

 

発売当時、テレビCMでうたわれていた、

麺に唐辛子が練りこんである

というフレーズに、当時小学生だった私は

とても恐怖を感じていました。

当時は、そこまで辛い物を食べたことが無かったのです。

 

いや、赤いのはめっちゃ辛いんだろうけど、

そんな辛さが麺にまであるなんて、もう逃げ場ねぇじゃん

スープをすすっても麺をすすっても、どう転んでも辛いのです。

いや、そんなメニューなんて・・・

 

そんなメニューなんて・・・・

 

 

ちょっと食べてみたいかも。。。

 

 

 

 

人は、時に並々ならぬ好奇心を発現させ、

まるで何かに憑りつかれたかのように、

大きなチャレンジへと踏み出します。

 

その時の私は、遥か太平洋に浮かぶ島々を目指した

古代のマオリのように、

イオニア精神を体現した存在でした。

 

そうして、母の緩やかな制止を退け、

スーパーで買ってもらって、一口食べてみたのです。

 

 

・・・思えば、あれが激辛道に堕ちた瞬間でした。

以来、刺激を求めるマシーンと化してしまったのです。

これはある意味脳の機能の変質といっても過言ではないでしょう。

 

小さなきっかけで、人生が大きく変わることを

日清のカップラーメンは、教えてくれました。

 

とんがらし麺よ、

貴様はよくも私を堕としてくれたな。

まぁ、遅かれ早かれ出会っていただろうけども。

 

 

と、そんなことを

久々にとんがらし麺を食べて思いました。

パッケージめっちゃ変わってますが、

あの時体験した刺々しい味はそのままでびっくり。

 

 

以上