二郎という合法ドラッグで最高にハイになれる件
この世の中には、
私が合法ドラッグと呼んでいるものがあります。
それは、
・六花亭のバターサンド
・ハリボーゴールドベア
そして、ラーメン二郎です。
これらは、食べ始めると止まりません。
ある時突然、猛烈に欲しくなり、
肉体に飢えと渇きをもたらします。
私は渇望するあまり、自らの肉体を傷つけ、
慟哭と嗚咽の中でその生涯を終えます。
・・んなわけはないものの、
この記事では、そんな中毒性を持つ恐ろしい
ラーメン二郎とのうまい付き合い方を記します。
目次:
1.中毒性のあるラーメン二郎
合法ドラッグなんて物騒な名前を付けたのは、
その中毒性からです。
ある日突然食べたくなり、我慢ができなくる。
まさに、違法薬物の禁断症状と何も変わりません。
糖分、油分、塩分、うま味調味料などには、
中毒性があると言われます。
これらはその中毒性から『マイルドドラッグ』なんて
言われています。ほおら、ドラッグじゃん。
では、私が合法ドラッグ指定した製品は、
果たしてどうなのでしょうか?
六花亭のバターサンドなんか、砂糖と油
ハリボーゴールドベアなんかも、砂糖(+癖になる食感?)
そして、我らがラーメン二郎は・・・
大量の糖質、大量の油脂、
大量の塩、大量の旨味調味料
もはや役満です。
マイルドドラッグ達が満を持して外食産業に送り込んだ怪物、
それがラーメン二郎だったのです。
なので、ラーメン二郎を好きなったあなた、
何も恥じることがありません。
なぜなら、人間の脳の構造から、
当然欲しているものだからです!!
2.A級戦犯マイルドドラッグ
人間、実に悲しいもので、
マイルドドラッグだけ摂取していたら早死にします。
生活習慣病という状態をあっという間に突き抜け、
体にボロが出てきます。こっわ。
我々が子供のころ、ママはお菓子ばかり食べるのを
制止してくれました。子供のあなたは、
"なんで食べちゃいけないの?" と不快に思ったでしょう。
しかし、ママはあなたの体を思ってくれたのです。
ジャンキーにならないように導いてくれたのです。
※ジャンキー:中毒者の意。
マンガONE PIECEで、
大海賊白ひげがこんなセリフを吐いてました。
彼は御付きのナースから、酒を辞めるように言われると、
「好きなもん飲んで体に悪いワケねぇだろ、アホンダラ」
と回答します。さっすが世界の大海賊、ワイルドワイルド。
しかし、これを内科医の前で堂々と言おうもんなら、
そいつがアホンダラになるのが現実です。
ママの教えを何だと思っているんだ。だから頂上決戦でやられらんだ。
私自身、サラリーマン時代の食生活を思い返すと、
それはそれはマイルドドラッグ漬けでした。
自炊は滅多にせず、外食ばかりになってました。
外食は、お客さんを呼び込むために、
塩や油をガンガン使います。
そう、我々をマイルドドラッグ漬けにするためです。
味が薄いよりは、多少濃いほうが売り上げが増えます。
私はママの教えはどこ吹く風、まんまとジャンキーと化し、
外食産業を潤す傀儡傀儡(かいらいくぐつ)に堕ちました。
また、私は一人では酒をほとんど飲みませんが、
アルコール+塩・油 のコンボはさらに凶悪です。
職場の酒好きな人たちは、
見事にこのコンボにハマっていました。
脱サラして自炊が増えた今、
あの頃は恐ろしい食生活だったと感じます。
しかし、糖分も塩も油も、マイルドドラッグとはいえ、
人体に必須な栄養素です。
普段の食事では、無いと味気ないものになります。
それらとうまく付き合っていくには、
どうすれば良いのでしょうか?
3.食事ではなく体験を欲している
単身サラリーマンの方は、時間が惜しいため、
ついつい外食に手が伸びがちです。
特に日本は、安くておいしい外食にありつける国です。
それゆえ、マイルドドラッグの手から逃れにくい気がします。
※参考記事↓
「日本は素晴らしいから観光客が多い」という嘘を信じる人へ - 狩猟採集新時代
結局、人がマイルドドラッグを求めてしまうのは、
美味しさとか栄養とかではなく、
脳の快楽が欲しいからです。
私がラーメン二郎を食べるときは、
そうしたマイルドドラッグそのものの効能に加え、
強敵(大量の麺)に挑んでいく興奮、
食べ切った後の達成感、
ゴワゴワの麺を噛みしめる快感、
バトルの雰囲気があるカウンター席、
そういった体験(刺激)を欲している面があります。
改めて書くと、やっぱりドラッグ要素強い・・・
てか、辛いもんが好きな人も、
そういう刺激を求める傾向の表れな気がします。
※参考:アホみたいな刺激を求めた例↓
激辛で有名なギロチン炒飯で、首がマジで吹っ飛びそうになった話 - 狩猟採集新時代
人生、刺激がないとつまらないのは当然ですが、
マイルドドラッグ以外でも得られる刺激があります。
これは偏見かもしれませんが、
そうしたマイルドドラッグを積極的にとるサラリーマンは、
他の人生の刺激が不足しているのではないかと感じます。
外食だけが唯一の楽しみ、という構図です。
とあるラーメン屋で隣に座った中年リーマンが、
提供されたラーメンの中に、
おろしニンニクをスプーン山盛り3杯入れていたのを見ると、
刺激を通り越してマヒしてしまっていると感じました。
新しい趣味に取り組んだりや、運動を始めてみたり、
新しい人と会話したり、芸術に親しんだり・・・
マイルドドラッグだけではないのです。
食事は、できる限りサラダを喰ったり、
塩や油が多そうなものを意識するだけで十分だと思います。
そしてたまに、マイルドドラッグを「体験」するために、
エクストリームな食い物を食べるのも良いでしょう。
何事もやりすぎはよくありません。
私も、しばしばマイルドドラッグの海に溺れたくなります。
ただ、得られる脳の快楽に対して、体の代償が大きすぎるので、
ラーメン二郎は月に1回程度に抑えるようにしています。
げふ、もう食べられない。(←さっき食べてきました)
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蛇足:
今まで、はてなブログの目次機能をしりませんでした。。。
HTML編集でジャンプ先をポチポチやらなくていいなんて、
なんて便利なんでしょ。。。。!
以上