狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

生パスタが新たな地平を開く理由

あれは2月の風の強い日でした。

まるで別の食べ物です。トレビア~ン。

 

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種類豊富な生パスタの数々

 

スーパーマーケットにいくと、パスタコーナーには色々な種類が並んでいます。

同じスパゲッティでも、太さに違いがあり、巻いたり捻ったり形もいっぱい。

小麦粉からここまでのバラエティを作り出したイタリア人には本当に感心します。

コロナウィルスの早期収束を願います。

 

ですが、こうしたパスタの種類はほとんどが乾麺(麺でない形状もありますけど)。

水分を減らして、長期保存できるようにしたほうが、

製品として家庭向けには適しているのでしょう。

 

私、パスタはそれなりに好きなほうで、よく家でも作っていました。

知る人ぞ知る名店、サイゼリヤのマスターピース(傑作)である、

ペペロンチーノやアラビアータもしょっちゅう食べます。

 

 

そんなパスタライフに、一石を投じる出来事がありました。

つい先日、風の強い2月の午後、ちょっとシャレオツランチをキメようと思い、

珍しくちょっといいイタリアンのランチを予約しました。

ランチなのでフルコースとは言えないものの、サラダ、ピザ、メインディッシュ、

そしてパスタがついてくる結構ボリュームたっぷりの大満足できるコースでした。

 

メインディッシュをペロリとして、お手てをすりすりしながらパスタを待っていると、

ポルチーニ茸のクリームソース生パスタ” (名称うろ覚え)

が到着しました。

まず私は、ポルチーニ茸の響きから、うまいだろうということも知っていました。

そして、いいレストランのクリームは上質なので、それもうまいことも知っていました。

生パスタは、せいぜい食感が違うもの、くらいのクソ甘な認識でした。

 

そんな愚かな31歳ネオニートの男性は、一口食べた途端に、

生パスタが醸す華美な小麦の香りをその口腔内いっぱいに受け止め、

イタリアが長い歴史の中で生み出してきた高邁な歯ざわりへの飽くなき追及を一身に受け、

精神世界はトレビの泉へテレポート。トレビア~ン。

 

おそらく、生パスタに関しては、

今まで結婚式や、少し参加費の張るパーティなどでも提供されていたような気がします。

衝撃を受けるのも今更なのかと、自分でも思う気がしないでもないですが、

これまでのそういった食事の時は半分寝ていたのかもしれません。

もしくは、脱サラ後に自炊頻度が増えて、調理のプロセスにより興味を持ったからかも。

 

気が付くと、生麺専門店でパスタをまとめ買いしてました。

今日の夕ご飯もフェットチーネにしよっと♪

少しの上質を取り入れた生活は、一番コスパが良い贅沢な気がします。

パナソニックさんが、「暮らしアップデート」という言葉を使っていますが、

生パスタによって私の暮らしはアップデートされました。トレビア~ン。

 

 

 

ちなみに、トレビアンはフランス語でした。

 

以上