狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

不動産投資とは何て胡散臭い響き!そう思うあなたに(前編)

不動産投資・・・・

その言葉を聞くと、いろんなイメージを思い浮かべるでしょう。

 

 

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フドウサントウシ、胡散臭いイメージが常につきまとう、不思議なワード。

 

「あの、営業マンからしつこく電話がかかってくるやつ」

不労所得といえば家賃収入。おじいちゃんがやってる」

「地主しかできないやつでしょう。お金持ちがやるもの」

人によって、様々なイメージがあるかと思います。

 

 

あなたは、不動産投資がどのようなものなのか正しく理解し、

どのようにして収益を生み出しているかをご存じでしょうか。

ここ数年よく聞くけど、そもそも構造がわからない。

おぼろげに知っていて、興味があるけど始め方がわからない

という方が多いのではないかと思います。

 

そこで、今回の記事では改めて不動産投資のスタート方法や、

そのための情報収集の方法を記したいと思います。まずは前編。

内容としては基本の基本なので、既に始められている方はスキップで構いません。

 

 

そもそもどうやってお金になるの?

 

不動産投資は、勝手にポロポロお金が入ってくるわけではありません。

部屋や場所を人に貸して、毎月その賃料をもらう必要があります。

マンション買ったり、アパート建てたり、ビルのテナントに・・・・

こういったイメージを持っているひとも多いでしょう。 

 

しかし、

超簡単に言えば、実家暮らしなどで自分の部屋を持っていれば、

その部屋を誰かに貸すことでも家賃は手に入ります。

 

実は、これが不動産事業の本質です。

まあそんな建物の1角だけ借りたい人を探すのが楽じゃないんですけど。

 

 

どんな物件でも人は住みたいと思えば貸せる!!

 

一人暮らしをしている方、賃貸物件に住んでいる方はよくわかると思いますが、

普通、何か住みたい物件を探そうとするとき、

自分専用のトイレや風呂、キッチンがついていますよね?

 

当たり前すぎて、何言っているかわからないかもしれませんが、

その常識が最近少し変わってきています。それがシェアハウスです。

 

シェアハウスでは、風呂やトイレ・キッチンは共同の場合が多いです。

また、ごくまれに都心の古い物件では、風呂がないものもあります。。。

 

つまり、「これなら住めそうだ」と誰かが感じさえすれば、

条件次第でどんな部屋(物件)でも人は借りるのです。

 

 

一つ、具体的に私の友人の例を挙げましょう。

彼の東北地方の実家に使っていない蔵があり、

その中にベッドとソファなどを置いて少しレイアウトを整え、

そこをAirbnb(民泊)で貸し出したところ、結構予約が埋まったとの話でした。

 

海外の旅行者はアクセスが多少悪くても、

「日本の蔵に泊まる」という経験を求め、旅行者がはるばるやってくるのです。

ただ、この蔵を使った民泊はその友人の親の副業禁止規定に引っかかる可能性があり、

残念ながら短期間でやめたそうですが。。

 

 

この例からわかる通り、場所や部屋、空間を借りたいと思う人に貸す。

それで家賃(宿泊費)が手に入るのです。

あなたの地元でそういえばお隣さんが空き家だったなあと思うなら、

そこを買い取って改修して誰かに貸す、これも立派な不動産投資です。

 

 

住みたいというニーズは本当に千差万別!

 

最近は、シェアハウスの形態の他にもいろいろなニーズがあります。

 

最近流行っている若者向けの面白い例を挙げると、

「QUQURI」という単身者向けのシリーズがあります。

こちら、普通のワンルームの賃貸ですが、

なんと、10mの狭小シリーズを取り扱っています。

参考リンク⇒https://biz-journal.jp/2018/08/post_24248.html

 

ここの、運営会社の方に直接話を伺ったのですが、

1400室程度ある中で、入居率は99%越えで、空室待ちの人も多数いるとのこと。

普通ではここ住めるの?というくらいの狭さでも、

都心のアクセスがいい一等地にそこそこ安く住みたい。

そういう若者のニーズにマッチしているとのことでした。

 

 

これは極端な例えですが、あなたの実家のお部屋の窓から、

地元で有名なお祭りがすごくよく見えるとしましょう。

そのお祭りの数日間だけ、そこを貸し出せばよいのです。

 (もちろん、物件所有者の許可は取ってくださいね。)

 

これも、借りたいというニーズへの対応です。

 

内装や建築関係の知識がある方は、古くてもう倒れそうな物件を探し購入、

(場所を選ばなければ、中古車くらいの値段で購入できます。)

 そこを最低限の手を加えることで人が住める状態にして、

コツコツと入居者を探し、家賃収入を得ている人もいます。

 

 

サラリーマンができる不動産投資って?

 

じゃあ、私はそのように元から家族親族が持っている資産を活かしたのか?

古い物件を探して自分でリフォームしたのか?

ぶっちゃけ、私の周辺にはそこまでの恵まれた資産を持った人はおらず、

なおかつ、サラリーマン時代は帰宅は毎日9時10時、遅いときは終電。

土日しかまとまった時間がとれないので、

物件のセルフリフォームは現実的に厳しいものがありました。

 

 

それでは、どのように不動産投資に踏み切ったのか?それは、

銀行から融資を受け、マンションやアパートなどの賃貸物件を購入すること。

おそらく、これが巷の ”不動産投資” のイメージでしょう。

 

アパートやマンションを買うのがメジャーなら、

これまでの事例をなんでわざわざ紹介したの? といわれるかもしれませんが、

あくまでも本質は、「部屋や場所を人に貸して、毎月その賃料をもらう」こと。

 

後編では、そのスタートの方法をご紹介します。

ただ、上記の定義を、あくまでもお忘れなく。

 

 

以上