狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

退職には、不労所得よりも”きっかけ”がはるかに重要な理由

不労所得を作って退職してやる!!

自由な生活を手に入れてやる!!

と意気込んでいる方がいるでしょう。

 

でも、いざ退職となると、覚悟や準備などで、

一つハードルが高いものです。

特に、新卒で大手に入ってしまった人には・・・・

 

 

この記事は、

・退職に踏み切った理由・きっかけって何?

・どのくらいまで不労所得を作れば退職できるの?

などを知りたい方向けに書いています。

 

 

 

〇退職を大きく後押ししたきっかけ

 

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まずは、私自身がどのように退職を決意したかです。

 

私は2013年から新卒で前の会社で働いておりました。

今更自慢ではないですが、東証1部上場の大手企業でした。

”安定”のイメージが強い業種で、実際3年以内離職率は10%未満でした。

 

そういった環境に来る同期や同僚、職場の上司も、

基本的につらくても定年まで働こう、という意思をもった人たちです。

「会社を辞める」=「挫折・失敗」とすら考えている人も多かったです。

 

 

私は、なぜその会社の採用にマッチしたか未だに不思議ですが、

同じ環境にいたら100%飽きてしまうだろうと感じて、

定年まで働くつもりは、内定を得た時から全くありませんでした。

 

入社してからすぐ色々なことに見切りをつけたこともあり、

”2020年のオリンピックまでには辞めてやろう”と決意しました。

 

見切りをつけた一例↓

入社2か月で会社員としての生涯年収を計算し、絶望した話。 - 狩猟採集新時代

 

 

そうして在籍中に不動産投資だとか株式投資を勉強し、

少しづつ脱サラに近づいていた、2018年11月のときのことです。

 

とあるプライベートの飲み会の縁で、保険会社の男性と知り合います。

私はこの男性から保険の営業を受けたわけではなく、

最終的に保険会社の採用面接を受けました。

 

 

その保険会社は、外資系では有名で実績のある会社でした。

しかも、給与形態は、固定給などとは正反対な、

完全成果報酬(フルコミッション)でした。

 

稼げない人は、収入ゼロ。稼げる人は、年収3億

疑いようのない、完全なプロの世界です。

会社に属しますが、サラリーマンではなく、個人事業主の扱いになります。

 

 

働けば働けるほど稼げる世界。完全自己責任。会社は守ってくれない。

だけど、自分より給料が高い人は、みんな仕事ができる人。。。。

ある意味、理不尽などがないフェアで厳しい世界です。

 

 

その採用面接で、会社のビジョンやビジネス、制度などの説明を受けます。

私は、一般的な会社員とは大きく異なるシステムに興味を持ちました。

そして面接の中で、次のようにハッパを掛けられたのです。

 あなたはプロになりたいですか?

 それとも、アマチュアのままでいいですか?

 

お金を貰っているからプロではない。会社から給料をもらっているうちは、

自分に責任があるようでない、成果がなくても金をもらうマチュア

顧客から感謝の対価としての報酬をもらってこそ、プロ

 

 

いつか脱サラしてやりたいなあ、程度に思っていた自分にとって、

この言葉は大きな後押しになりました。

 

当時の不動産収入は目標金額の月100万円には、

正直遠くおよんでませんでしたが、死なない程度はありました。

 

 

モタモタしててももったいない!!

自分で報酬を貰える世界に飛び込んでやる。

そう思い、脱サラの決意を固めました。

 

 

ただ、結局その保険会社には行きませんでした。

”やりたいことを見極める” ために脱サラした形です。

それから語学留学や農業大学への留学など、

とりあえずやりたいことをしています。

 

この保険会社の採用面接が、大きなきっかけとなったのです。

おそらく、強い願望があれば、きっかけはふとした時にやってきます。

 

 

〇どの程度の状態になれば退職できるの?

 

私は、不動産投資を始めた頃に

「月100万円のキャッシュフロー」が出来たら脱サラしよう。

そう考えていました。

 

しかし、実際退職したときのキャッシュフロー(以下, CF)は、

せいぜい月に40~50万円でした。

目標には到底届いていない状況です。

 

 

私は、先に書いた通り、「きっかけ」によって脱サラしました。

脱サラ願望を持つ人が、知りたい情報として、

「退職するのに必要なキャッシュフロー」というものがあります。

実はこれへの回答には、”その人次第”と答えるほかありません。

 

私の知人では、不動産のCFが月20万で脱サラした人もいます。

CFが月300万円でも、脱サラを全く考えていない人もいます。

不動産投資家には、CFが月1000万あったとしても、

会社員を続けるタイプの人もいます。

 

 

生活費に、月1000万もかかるはずはありません。

十分会社は辞められるはずなのに辞めないのには、その人なりの理由があります。

 働きたいから。会社の仕事で社会貢献したいから

 脱サラすると不動産を増やせないので、ゲーム感覚で増やし続けたい

私にとってこれらは理解できますが、共感できない思考です・・・。

 

 

以上から、「いくら不労所得があれば脱サラできる」

この問いに、明確な出ないことはあきらかでしょう。

 

 

 

〇脱サラの先を考えること。

 

では、どのような基準で脱サラを決意したらよいのでしょうか?

 

そもそも、あなたにとって脱サラってどういう意味ですか?

脱サラした後の、人生の目標は何ですか?

脱サラは目標じゃなくて、一つの手段であり通過点です。

 

人生の目標は何だっていいんです。素直になって考えれば大丈夫です。

 

 会社に行かず、最低限の金を稼いでゴロゴロゲームしていたい。

 金と時間にとらわれず、世界を旅行して回りたい。

 チャレンジあふれる人生を送りたい。

 

 

結局、辞める辞めないを決めるのは、その人の決意なのですから。

常に行動している人には、ふとした事がきっかけになると思います。

あとは、退職というゲートをくぐるのみです。

 

 

 

以上