狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

「おうち時間」を使ってご飯は土鍋で炊いたほうがいい理由

「おうち時間」という言葉が頻繁に使われています。

新コロの影響を受け、instagramが打ち出したスタンプです。

 

 

これは、外出自粛で家で過ごすことも多くなったユーザーが、

豊かな生活のためのアイディアを得たり、

生活の工夫などを公開し、共有することを意図としています。

 

実際、”おうち時間”が増えるにつれて、

必然的に自炊の頻度も増えていくことでしょう。

毎食毎食、家族に食事を作ってあげるのも大変です。

日々の家事だけだと、なんだかマンネリしてきてしまいます。

 

 

そこで、日本人であれば切っても切り離せない

ごはんについて、一度見直してみてはいかがでしょうか。

そう、炊飯器は少しお休みさせて土鍋でご飯を炊くのです。

 

ここでは、土鍋でご飯を炊くたくさんのメリットをご紹介します。

 

 

①土鍋ご飯は大変だという誤解

②炊飯器とは、うま味のレベルが段違い

③急いでいるときこそ、土鍋で炊くべき

 

 

 

 

①土鍋ご飯は大変だという誤解

 

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炊飯器はすごい発明です。

かまどでご飯を炊くことがメジャーだった時代、

「寝ている間にご飯が炊ける」というキャッチコピーで話題になりました。

 

今は、安いものでは5000円くらいから購入できます。

一人暮らしを始める場合、マストアイテムとも言えるでしょう。

スイッチを押すだけで、炊きたてご飯が食べられるのですから。

 

かまどでの火の調整は大変であり、

火加減が重要なごはんを炊くという作業は、それこそ職人技でした。

各家庭で、おっかさんのテクニックが炸裂していたのでしょう。

 

 

しかし、時代は変わり、かまどからガスコンロ、さらにIHへ。。

火力は常に一定、しかも強火から弱火まで簡単にコントロールできます。

なので、火加減を常に気にする必要もなくなりました。

 

ご飯に関しても、中華料理のような強火は不要ですし、

かといって絶妙な火加減が要求されるようなものでもなく、

火力×時間が適切であれば、おいしく炊くことができます。

 

 

正直、私も最初は「土鍋のご飯は火加減が難しい」と考えていました。

ですが、2回3回とやっていくうちに案外簡単なことに気づき、

今では

 

ぶっちゃけ、土鍋のご飯は、2回調整するだけで炊けます。

以下、手順です(本当にこれだけ)

 

Ⅰ.普通に米研ぎして土鍋に入れる(焦げ防止で少し水は多めでいいかも)

  火力は強火でオッケー。蓋は閉じておく

Ⅱ.ぐつぐつ煮立って泡がボコボコ出てきたら、吹きこぼれ防止のため中~弱火

  吹きこぼれないように蓋は少しずらしておくとよい。目安は10分。(調整1)

Ⅲ.蓋をあけながら確認し、パチパチいってきたらストップ!

  蓋は閉じて10分は絶対開けない!!(調整2)

 

 

ご飯と水の量で炊飯時間は多少変わってくるので、Ⅱの10分は目安です。

特に、Ⅲに移行するとき最初はわからないと思うので、

蓋を開けてこまめに確認すると良いです。

(そのうち、大体の時間が分かってきます)

 

これで、土鍋ご飯はかんぺき!

お焦げを作りたい場合は、Ⅲに行くのを遅らせてしばらくパチパチ。

お焦げの具合も自由にコントロールできます。

 

 

 

②炊飯器とは、うま味のレベルが段違い

 

なんで、わざわざ土鍋で炊く必要があるのか?

それは、ごはんがメチャクチャうまいからです。

 

土鍋は、熱しやすく冷めやすい性質があります。

なので、最初強火だったとしても、徐々に暖まっていきます。

これがコメのうまみを引き出してきます。(化学的な説明は省略)

 

 

また、土鍋が生み出す強烈な気泡によって鍋の中のコメが対流し、

満遍なく短時間で加熱されます。

これにより、芯がしっかりとした仕上がりになるのです。

まさに、ピンと立ったご飯です。美しい・・・・!

最初、土鍋での炊きあがりをみると、炊飯器との違いに驚きます!!

 

 

しかも、土鍋は安価に買うことができます。

土鍋にも様々な種類がありますが、

1000円くらいの土鍋でもとても美味しく炊くことができます。

私はスーパーで買った500円の土鍋を使っています。

 

 

最近では、家電メーカの不断の努力により、

電気炊飯器で、かまどごはんの味を再現したものまで現れました。

これらで炊いたご飯の味は、5000円の炊飯器とは比べ物にならないでしょう。

 

しかし、そんなハイテク炊飯器はウン万円もします。

そもそも土鍋を再現しなくても、安価に土鍋が手に入ります。

驚きのコストパフォーマンス

 

 

③急いでいるときこそ、土鍋で炊くべき

 

炊飯器でご飯を炊くと、「高速」などの設定にしても、

40分程度はかかってしまいます。

大体1時間が肌感覚なのではないでしょうか。

(ウン万円の炊飯器はもっと早いかもしれませんが。)

 

しかし、土鍋を使えば、20分程度で調理可能です。

慣れてくれば、朝起きてから火をつけて、

朝ごはんにガチの炊き立てのご飯が食べられます。贅沢!!

 

 

ただ、最初は焦げ付いてしまったりする可能性があるので、

時間が余っている時にやってみるのがよいでしょう。

でも難しいことはなく、本当に調理は2~3回で慣れます。

そして、一つ先のご飯の世界に行けます。

 

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確かに炊飯器はスイッチ一つで楽に炊ける便利なものです。

しかし、一度土鍋のピンと立った米粒に慣れてしまうと、

また違った世界が見えてきます。

外出できずに退屈な生活に、少し変化を与えてみるのはいかがでしょうか。

 

さぁ、炊飯器でご飯を炊いているあなた!

コツさえつかめば、段違いにおいしくふっくらとしたご飯が食べられます。

 

 

以上