狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

ホルモン焼き屋でサバンナの風を感じることが出来る理由

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「焼肉食べに行くぞ」

という言葉を聞いて、

心がおどる人は多いでしょう。

 

肉を、喰う

 

なんなんでしょうか、この感覚。

ドクンと本能を刺激されるような感覚。

かつてタンパク源を求めてジャングルの中を闊歩した、

雑食の類人猿だったころの記憶が呼び起こされます。

 


生き物は、他の生き物を食べて生きています。

中学生の時、理科の授業で先生が

「人間が口にするものは、塩と水以外は生き物由来」

とおっしゃっており、驚きました。

 

確かに、命をいただくとはよくいったモノ。

肉を食うのは、そうした動物本能を満たす行為。

それゆえ、心がおどってしまうのかも。

 


しかしここで、私はただの焼き肉屋ではなく、

ホルモン焼き屋を推します。

その理由は、はるか遠くのサバンナにありました。

 

 

 

目次:

 

 

 

1.肉食獣が内臓から喰うのは本当

よく、肉食獣は赤身ではなく内臓から食べる

と聞きます。

 

私はこの「内臓ファースト」論をかたくなに信じ、

ホルモン焼き屋に行くたびに、

頼まれてもいないのにこの講釈を垂れます。

 

 

肉食獣の「内臓ファースト」はどうやら本当らしいです。

内臓には、赤身にはない豊富なビタミンが含まれており、

肉食獣は本能的にそれを知っています。

また、赤身より傷みやすいことから、

優先して食べるのだそうです。


ちなみに、草食獣の消化器官内に残ったものを食べて、

そこから植物性の栄養を取る、

という説もありますが、この真偽は微妙らしいですね。

 

未消化のものは肉食獣にとっても気持ち悪いらしく、

しっかり取り除いて食べるという話もあります。

 

 

ライオンやチーターも、

カルビやロースばかり食べていたら、

栄養失調で大変なことになってしまうでしょう。

 

ライオンやチーターが飲食店を選ぶ場合、

普通の焼き肉屋ではなく、

ホルモン焼き屋に好んで行くかもしれませんね。

ただし、彼らは焼かずに食べちゃいますけど。

 

 


2.肉を喰いながらビタミン補給できる奇跡

"肉ばかり食べないで野菜を食べなさい!"

というのはお母さんの決まり文句でしょう。

肉好きのガキよ、残念ながらお母さんが正しい。

 

子供が最初に触れる肉の味は、

ほとんどがロースやカルビなどの赤身肉です。

赤身肉はたんぱく質が豊富ですが、

それだけでは他の栄養が不足しますし、

特に牛肉は脂肪を取りすぎてしまいます。

 

 

しかし、少し知恵をつけたガキはこういいます。

ライオンやチーターは肉しか食べないじゃん。

肉だけで生きていけます~。はい論破~

 

殴りたくなる衝動をこらえ、

この問いかけに親らしく愛をもって答えるならば、

どのような回答がベストなのでしょうか。

栄養学的には、次のものが正解です。

 

 

じゃあホルモンだけを生で食べなさい♪

 

子供はきっと絶望するでしょう。

味覚が素直な幼少期にとって、

肉であって肉でないもの、それがホルモンなのです。

 

 

さすがに人間はホルモンを生では食べませんが、

焼いても栄養はそれなりに残ります。

※レバ刺しも表向きはダメになっちゃいましたよね、残念。

 

私が小さいときに焼肉屋に行ったとき、

おっさん達がホルモンを好んで食べるのは不思議でした。

カルビやロースという最強にうまいネタがありながら、

内臓ばかり食べる大人。

 

私は性格が悪かったので、そんな大人を見て

こいつら「大人ぶってんな」と感じていました。

 

 

しかし、31歳になった今だからわかります。

自分もホルモン好きのオッサンになりました。

酒に合うとかどうではなく、

本能的にホルモンの栄養を評価し

食べているのかもしれません。

※"大人になるとカルビの脂がキツくなる"というのが、

残念ながらわかるようになりました。。。グスン

 

 

そう考えながらホルモン焼き屋で

ジュージューと音を奏でるガツやレバーをつついていると、

おのずと遥か遠いアフリカのサバンナにある

ライオンやチーターに思いを馳せます。

 

プリプリとしたシマチョウやハツモトを口にほおばるとき、

サバンナの風が、私たちの頬をやさしく撫でるのです。

 

ありがとう、悠久の大地よ。

ありがとう、自然の恵みよ。

 

 

 

 

3.ロースやカルビは不要。ハラミを喰え

ここまで、内臓ファースト教の信者として、

ホルモン賛歌を垂れてきました。

 

ですが、やはり肉は赤身が食べたい!!

という人もいて、ホルモン焼き屋では

物足りなく感じてしまう人もいるでしょう。

 

人間がサバンナから離れて

あまりに時間が経ってしまったので、

そう思うのもおかしくありません。

許してあげましょう。

 

 

私が中学生の時、焼肉においては

カルビが何よりもごちそうでした。

どんな下等な質の肉だったとしても、

ヤツの脂で無限にご飯が進みます。

 

魚の内臓を使ったおつまみの定番酒盗があります。

これは、おつまみとしてあまりに酒がすすむため、

お酒が盗まれたように無くなってしまうことから

その名を冠していますが、

まさにカルビは「飯盗」でした。

ホントに盗っ人猛々しい。

 

 

カルビに限らずとも、ロースや豚バラなどの赤身肉は最強です。

中学生高校生は、食べ放題に行っても、

ホルモンなんて見向きもしないでしょう。

 

は最強のマイルドドラッグですから。

※参考記事↓

二郎という合法ドラッグで最高にハイになれる件 - 狩猟採集新時代

 

 

 

しかし実は、ホルモンにも赤身肉があるのです

意味不明に聞こえますが、これは生物学的にも明らかです。

そんな、いろんな意味で美味しい部位、

 

それがハラミです。

 

 

ハラミとは、横隔膜です。

肺を収縮・膨張させるための器官ですよね。

「膜」という名称から、

なんだか薄皮みたいなのを想像してしまいますが、

実はまあまあイカつい筋肉なのです。

 

 

胃や腸を構成する筋肉は、平滑筋(へいかつきん)といわれ、

意図的に動かすことができませんが、

自律神経の影響を受け、疲れ知らずで動けます。

 

ハラミは赤身と構造が同じ横紋筋(おうもんきん)です。

腕や足のように、意図的に動かすことができる筋肉です。

なので、その食感は赤身と変わりません。

 

 

私は最初、「横隔膜」と聞いて

あんまりうまそうなイメージはありませんでした。

しかし、ひとたびハラミのブリブリとした食べ応え

そのジューシーさを経験してしまうと、

もう後には戻れません。

 

これ、ホルモンじゃなくて赤身肉じゃん!

てなります。

 

さらにカルビやロースよりも脂肪分が少なく、

さらにカリウム豊富らしいので、

完全に上位互換ですね。

 

 

他にも、タンハツはホルモンに分類されますが、

同じように平滑筋なので、

赤身に近い食感が味わえます。

 

平滑筋と横紋筋の両方が楽しめるなんて・・・

ホルモン焼き屋、最高。

 

 

 

サバンナの風を感じたくなったら、

サファリパークホルモン焼き屋

これは覚えておいてください。

 

 


以上