狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

スパイシーチキンを小さくしたファミマが地獄の業火で焼かれるべき理由

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コンビニのホットスナック

ジャンクな響きですよね。


私は最近あまり食べなくなりましたが、

単身サラリーマンのランチなどでの利用頻度は

かなり高いのではないかと思います。

 

 

最近はどのコンビニでも、

ホットスナックの商品ラインナップはバリエーション豊か。

圧倒的に揚げ物が多く、ついついカロリー目当てで

プラス一品してしまう人が多いと思います。

 

そんなホットスナックたちの中で、

私が大学生の頃から熱愛しているのが

ファミマのスパイシーチキン

 

ジューシーで肉厚な鶏肉に、

結構辛めの味付けがされており、

食べ応えがあります。

しかもそのくせ、店の名を冠した「ファミチキ

と比べて安くてボリューミーのです。

そりゃあ、貧乏学生が選ばない理由はありません。

コスパが良いんです。

 

 

そしてつい先日、久しぶりに

このスパイシーチキンを食べたところ、

何かがおかしい・・・・

と驚愕したという記事です。

 

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チキンタツタが発狂するくらいウマくて法規制されないか心配

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私が合法ドラッグと認定しているラインナップ、

六花亭のバターサンド、

ハリボーゴールドベア、

そしてラーメン二郎

これらに加え、忘れていた存在がありました。

 

 

それは、某大手ハンバーガーチェーンが期間限定で発売する、

チキンタツタ です。

私がこれを初めて経験したのは、

おそらく社会人になってからでしょう。

 

 

私が母親に感謝しなければならない点の一つに、

「ファストフードを避ける」

という偉大な教育方針がありました。

 

その甲斐あってか、いやその反動で、

大学生の頃はしょっちゅう食っていました。

とくにあの黄色いロゴのハンバーガー屋で

ただ、食べていたのは安いハンバーガーが中心

なぜなら、カネが無かったから。。。。

 

 

そして、社会人になって少しお財布に余裕ができた矢先、

何かのきっかけで、チキンタツタパクッ・・・・・・

プレス機でつぶしたようなペラッペラのハンバーガと異なり、

ふっくらしたバンズにジューシーな竜田揚げという豪奢な構造

 

"学生の貧乏状態を社会人なって打破した"

という自身の小さな成功ストーリーも合い重なり、

以来、脳が欲しているのです。

 

 

油断していると毎食毎食食べかねないため、

最近は嫁殿に内緒で最寄りのお店に向かう日々。

減量期間中に夜こっそりジムを抜け出してうどんの屋台にむかう、

マンモス西の気持ちがよくわかります。(出典:あしたのジョー


今回は、そんなチキンタツタについて

考えてみたいと思います。

 

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ウイグル料理がもっと知名度を得るべき3つの理由

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旅行に行きたいですよね。

旅行に行ってウマイもん食いたいですよね。

 

徐々に自粛も解除され、新コロ前の生活に戻りつつありますが、

外国への渡航については未だ制限があり、

まともに海外旅行できるのは、

早くても秋以降ともいわれています。

 


では、そんなファッキン渡航制限の中、

海外旅行に行った気分になる簡単な方法。

それは・・・、

本場の料理を喰いまくること!!!


ここでは、私が時たま無性に食べたくなる

ウイグル料理 について、

その魅力をできる限り記したいと思います。

 

何か新しい食べ物に興味がある方、

必読の記事です。

 

 

目次:

 

 

 

1.ウイグル料理がおいしいことがわかる歴史的背景

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赤丸で囲ったあたりです。

 

「新疆(しんきょう)ウイグル自治区

という場所が、中国の最西部にあります。

 

改めて見ると、中国はとても広大であり、

場所としては殆ど中央アジアです。

イランやイラクなどの中東諸国が近いですね。

 

歴史で習ったシルクロード

のほぼ中央に位置しており、

昔から文化的に交易で栄えた都市が多く存在します。

自治区のメイン(首府)はウルムチというところです。

 

気候は乾燥しており、雨が少ないのですが、

少ない水を活かしたブドウ栽培なども行われており、

北京や上海といった中国の海沿いの都市とは

全く違う景観・文化となっております。

 

 

ちなみに、私が生まれて初めて

ウイグル」という言葉を聞いたのは、

我らがバイブル、北斗の拳でした。

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蒙古覇極道(ただのショルダータックル)の使い手、ウイグル獄長

 

ただ、安心して頂きたいのですが、

実際のウイグルにはカサンドラのような

鬼の哭く町は存在しませんし、

衰弱したトキが地下深くに捕えられていることもありません。

体重350kgの人がショルダータックルしてきません。

 

 

おっと・・・ついつい、

北斗の拳ネタは熱くなってしまいます。

 

話を戻しますと、そんなシルクロードの中間地点、

ウイグル自治区には、素敵な素敵な

ウイグル料理」なるものが存在しています。

 

ドラマ、"孤独のグルメ"「ラグマン」

が取り上げられてその名を知った人が多いかもしれません。

※冒頭の写真はラグマンです。

 

 

私は以前から、シルクロードの料理に興味があったのですが、

孤独のグルメを見た途端、喰いたさが爆発しました。

 

いてもたっても居られず、翌日さっそく食ってみたところ、

感動の雨あられだったので、

その魅力を余すところなくご紹介しましょう。

ご査収ください。

 

 

 


2.ウイグル料理を知るべき3つの理由

では早速、そんなウイグル料理の素晴らしさと、

それを知るべき理由を3つに分けて紹介しましょう。

 

①他にはない美味しさ

まずはこれ。なんといってもウマい

 

 

ウイグル料理には、大きな特徴が一つあります。

それは、肉は豚でも牛でもなく、

羊の肉を使うという点です。

 

 

しかし、ご安心ください。

羊肉の匂いが苦手という人も、

新鮮な羊肉は臭みもほとんどなく、

味付けも日本人の口に合います。

 

本場では屋台の脇にまだ存命の羊がいて、

なんと路上で〆て血抜きし、肉にするとか。

見慣れない人間からすると、

ちょっと残酷な光景ではありますが、

肉はまさにつぶしたて。スーパーフレッシュ

それくらい、鮮度を大事にしている様です。

 

 

味付けに関しては、

上記の通り、場所が場所なだけに、

中華圏の文化と中東料理の文化のミクスチャーなので、

日本人でも食べなれた中華の味付けに、

エキゾチックな要素が加わります。

まさに良いとこ取りなワケです!

 

こういうミクスチャーな料理って、

だいたい旨いんですよね。

 

※ほかのミクスチャーの例⇓

男の手料理なら、スパイシーで野菜たっぷりガンボスープで決まり - 狩猟採集新時代

 

 

代表的な料理に「ラグマン」がありますが、

これは簡単にいえば、「具をのっけたうどん」です。

 

全然美味しくなさそうな表現ですが、

麺はバッコンバッコン強烈に打った

グルテンバッキバキのコシの強い麺なので、

麺だけでかなり存在感があり、

それを香り高い沢山の具材とともに頂きます。

 

 

また「ゴシナンという料理もメジャーです。

これは、モッチモチのナンのような記事の中に、

肉まんのように味付けされた羊肉を

非常にいいバランスで包み上げたものです。

いわば、「羊ミートパイ」です。

 

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パリパリ、もちもち、ジュワジュワ。無限ゴシナンの刑

 

イタリア料理では小麦を上手に使いまくりますが、

ウイグル料理も負けてはいません!!

 

 

あとは、シンプルに羊肉を喰らう

羊肉串も、チャレンジしてみて下さい。

 

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羊肉串がもっとメジャーになってほしいと願わざるを得なくなる一品

 

クミンなどのスパイスで肉を香りづけし、

ジューシーに焼き上げたものです。

一言では言い表せないくらい贅沢。

 

 


②健康に良い

羊肉メインということですが、

羊肉の脂肪分は人体に吸収されにくく、

さらに栄養成分が豊富に含まれており、

肉の中でもヘルシーな分類に入ります。

 

さらにウイグル族は、古来から

ウイグル医学」という東洋医学の一種の知識を備えており、

彼らの料理には薬膳料理の一面もあるといわれています。

豊富な野菜やナッツ類など、

栄養価の高い食材も多く取り入れられ、

古来からの叡智に感心させられます。

 

ちなみに、ウイグル料理はイスラム文化を受けており、

現地では清真料理ハラール)」とされています。

なので、基本的に酒は飲みません。

ますます健康になってしまいますね。

 

酒を飲めないと、せっかくの食事もちょっとという方、

日本のウイグル料理屋さんには、

酒はしっかり置いてあるのでご安心ください。

 


ウイグルの文化を知って応援しましょ!

これは、料理そのものの魅力ではありませんが、

「料理を知るべき理由」として書いています。

 

中国最西部に住むウイグル族は、

現在公安当局から、強い弾圧を受けています。

ウイグル族が多く居住する地域には、

多数の監視カメラが至るところに設置されており、

生活全体が中国公安当局の監視下に置かれています。

 

とても文化的に自由な生活とは言えない状態です。

弾圧を受けている理由について細かい説明は省きますが、

一説には中国共産党による宗教嫌いとも、

テロリズムへの防止策ともいわれています。

 

中国は私も結構好きな国なのですが、

チベットへの弾圧もしかり、

そうした公安当局の他民族への対応の厳しさは、

とても感心できるものではありません。

中華統一するキングダムの世界じゃないんだから。

 

弾圧されている彼らに、

我々が直接手を差し伸べるのは難しいかもしれませんが、

彼らの文化を尊重し、それを味わうことが、

何か理解に繋がると考えています。

 

 

 


3.じゃあそんなウイグル料理、どこで喰えるのか

正直料理として日本ではまだまだ

マイナーな部類なウイグル料理

 

新宿近辺で恐縮ですが、有名どころを一つ。

初台ちかくにあるシルクロード・タリム」

ウイグル料理で調べると、確実に出てきます。

 

tabelog.com

 

 

初めて口にしたラグメンのコシの強さにびっくりしました。

うどんを食べているようで、うどんではない何か。

 

ラグメン、ゴシナン、羊肉串・・・・

気になるとこ全部制覇しようとするあまり、

一人で行ったのに、完全に食べ過ぎました

 

お酒も置いてあるので、

みんなでわいわいカマすのに良いですよ。

 

 

あなたの町にも、もしかしたらあるかもしれません。

ウイグル料理」で探してみて下さい。

良いところあったら、教えてくださいませ。

 

 

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以上、ウイグル料理の魅力について語りました。

本当は、現地に直接行って味わいたいです。

シルクロードの旅、いつか行ってやるぜ。

 

 

※食文化とメシに関する他の記事↓

四川料理:火鍋

安くて旨辛、四川料理の代表「火鍋」を喰うべき3つの理由 - 狩猟採集新時代

ベトナム料理:ブンチャー

葉っぱまみれのミステリアスな料理、ブンチャーを喰らえ - 狩猟採集新時代

 


以上