狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

あなたのBSとPL、纏めてみて下さい(フォーマット公開します)

お金欲しいですか~~

増やしたいですか~~~

 

 

ならBSPL作んなされ!!

 

お金が欲しいというのは皆が持っている願望です。

しかし、正しく自分の状況を把握していないと、

お金が入ってきてもそれを活かせず終わります。

 

 

この記事を読んで、

自分のお金の使い方を少しでも見直していただけるきっかけになれば幸いです。

 

目次:

1.BS、PLについての正しい理解を

2.私がいつも纏めているフォーマットはコレ

3.確認したらやるべきことが見えてきます

 

 

 

 

1.BS, PLについての正しい理解を

 

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BS、PLと略されると、なんのこっちゃという人もいると思います。

衛星放送でも、野球に強いパーフェクトリバティ学園でもありません!

 

どちらも、財務諸表と呼ばれる、

財務状況を把握するための大事な書類のうちの一つです。

つまり、あなたのお金の状況を把握するための大事なツールです。

 

 

え、ザイムショヒョウって、会社が作るやつでしょ?

そう思われている方もいると思いますが、

個人でもこれを作ることが出来ます

 

アルファベットを略さず正式名称を記すと、

BS:Balance Sheet の略です。日本語で貸借対照表と言います。

PL:Profit & Loss の略です。日本語で損益計算書と言います。

 

以下、簿記の知識がある人は読み飛ばしていただいて結構です。

 

簡単に説明すると、

貸借対照表(BS)は、リボ払いやローンなどの借金

預金残高やマイホームなどの資産をまとめた表です。

その人(会社)が、いくら借金しているのか、

いく人(会社)が金持ってるのか、が分かります。

 

損益計算書(PL)は、その名の通り、

一定期間の収入と支出(費用)をまとめた表です。

収入がいくらで、出費がいくらで、といった感じです。

家計簿みたいなものです。

 

 

私も、この辺りは大学までは何が何だかワケわかめでした。

会社に入ってから簿記を勉強して、何とか理解した次第です。

 

そして、せっかく簿記を勉強したのだから

自分の財務状況の把握に活かそうと思い、作ってみたところ、

これがとても有用なことに気づきました。

 

いま自分はプラス収支なのかマイナス収支なのか、

今自分はお金持ちと言えるのだろうか?

言えない場合は、お金持ちになるには

どの程度のお金とどの程度の期間が必要なのか?

 

それが一目でわかるようになったのです。

 

 

 

 

2.私がいつも纏めているフォーマットはコレ

 

では、早速ですが、私がどのようにBSとPLを纏めているのか、

実際に作成した表の例を見てみましょう。

金額を入れてイメージしやすくなっているかと思います。

 

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 上がPL:損益計算書、下がBS;貸借対照表になっています。

 

損益計算書の場合、

左側(借方)は、毎月の出費を思いつく限り書きます。

右側(貸方)は、毎月の給与やその他の収入を全て書きます。

(貸方の合計数値)ー(借方の合計数値) = 利益(月ごと)になります。

 

貸借対照表の場合、

左側(借方)は、預金などの資産を書きます。家や車、大型設備も資産です。

右側(貸方)は、ローンなどの借金を書き出します。

(貸方の合計数値)ー(借方の合計数値) = 純資産 となります。

 

上の画像を参考にして、書き出してみて下さい。

どちらの表も、右側と左側の数字の合計が同じになるようにしてください。

エクセル、スプレッドシートなどですぐに作れます。

いろいろなことが分かって面白いと思いますよ。

 

 

なお、どちらも同じ金額を記した表なのですが、

貸借対照表は、積み上げられた量(ストックといいます)を意味し、

損益計算書は、一定期間の入出量(フローといいます)を意味します。

 

 

ちなみに、表の数字が、

給与所得 < 利益 という状態になれば、

サラリーマンを辞めても生活が成り立つことを意味します。

いわゆる、「脱ラット」という状態ですね。

※参考記事↓

 

 

 

特に、副業を始めた方は、

脱サラへの状態を確認するためのツールとして活用しましょう。 

副業をしていない方も、現状把握のために作成することをお勧めします。

 

 

 

 

3.確認したらやるべきことが見えてきます

 

数値を実際に書き終えてみて、いかがでしたでしょうか。

もしかしたら、利益が全然残らなかった人もいるかもしれません。

貯金は、毎月の収入から利益を残さない限り、

増えることは絶対にありません

 

現代日本人のうち、20代の6割が貯金ゼロと言われています。

仮に、親の遺産が1億円あれば、

収入がゼロでも不安はないかもしれません。

 

しかし、それはごく限られた人だけの話。

地に足ついて、貯金を少しでも増やしていくことで、

様々な選択肢と、心の余裕が生まれるのは言うまでもないでしょう。

 

 

ちなみにこれは、世の中に蔓延している大きな勘違いなのですが、

高給取り=金持ちではありません。

 

いくら月収150万円の高所得者でも、

出費が月150万円あれば、毎月の利益は無くなってしまいます。

逆に、月収30万円の人でも、

出費が月15万円に抑えられれば、毎月15万円の利益が生まれます。

 

生まれた利益は、コツコツと確実に、

バランスシート上の利益に積み上げていくことで、

資産を増やすことが出来ます。

 

本当の金持ちとは、資産が多い人の事です。

スポーツ選手や激務の証券マンは、収入はかなり良いですが、

出費がメチャクチャ多くなってしまい、

悲しいことに貯金があまり出来ていない人が多いと聞きます。

 

 

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仮に、200万円貯金して車を買うぞ!

などと意気込んでいる方がいたとしても、

月に5万円しか貯金できなければ、

貯金ゼロの状態から40ヵ月かかります。

 

そのままの収入で3年以上頑張るか。

月々の出費を減らして、利益をもっと確保するか。

それとも、転職や副業で収入を増やすか。

 

 

BSとPLを作って確認することで、

目標への道が見えてきます。

 

 

以上