文庫本1900冊に囲まれても読書好きにならなかった子供の話
先月、結婚の両家顔合わせにて、
私の父が趣味を聞かれた際、 「読書」 と答えました。
確かに、父は私が小さいころから沢山の本を読んでいました。
人が一生のうちに読む本の平均は、約1900冊だそうです。
(参考:https://www.sokunousokudoku.net/media/?p=1692)
今も実家の棚には、推理小説などを中心とした文庫本が大量にあります。
10年くらい前の引っ越しで処分したものも含めると、
余裕で1900冊は越えているとは思います。
私含め、兄弟そろって理系の脳みそをしており、
私がもっぱら読む本は小説よりも実用書のほうが遥かに多いのですが。
正直、私は本を読むのが得意ではないと思います。
簡単に集中力が切れてしまい、よく前のページから読み返します。
最近は、余った時間を読書に充てようと、なけなしの集中力を振り絞り、
200ページくらいの文庫サイズなら、1日で読めるようになりました。
もしかしたら、一文字一文字過剰に集中しすぎているのかもしれません。
もっとサラサラ~っと読めるようになりたいのう。筋トレ感覚で頑張ってます。
んで、つい昨日読んだ本の内容ですが、
「教育において、子供の人格形成に親が与える影響はごくわずか」(※大意)
という内容がありました。
親と共有している環境よりも、共有していない環境、すなわち
学校や塾、友達との時間で形成されるものが多いようです。
子供は親との約束よりも、友達との約束を圧倒的に重視する、らしいです。
それが、核家族社会が形成されるはるか以前、
古代の狩猟採集時代に集団で生活していた頃の記憶がそうさせるとか。
思い返してみれば、小さい頃は親が何と言おうと
”友達との遊びの約束”は大事にしていたように思います。
友達関係においては、うまく行かないと全てが裏切られた気分になったり。
正直、私が小さいときは、あまり読書をしない子供でした。
もっぱら公園ではしゃいだり、テレビゲームを5時間くらいしたり、
川で泳いだり、閉鎖された施設に忍び込んで探検したり、エロ本は読んでました。
父の習慣が私に移らなかったのは、本の内容を見て納得です。
子供を読書が苦ではない環境に置くために大事なのは、
家の環境ではなく、学校や地域の環境づくりなのかもしれないですね。
そう、環境が大事なんです。
私は図書館が好きなのですが、新コロのせいで近隣の図書館が軒並み閉まっていやがるので、
ガッデムと嘆きながらカフェに浸っております。
普段そこまでコーヒーを飲まない癖にコーヒーをよく飲んでいるので、
カフェインギンギンのキメキメです。
以上