狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

TOEICの英単語を短期間で効率よく覚えられた4ステップ

TOEICのスコアアップをしたいという人は多いと思います。

もちろん、英会話のスキルアップをしたいという人もいると思います。

 

いずれにせよ、単語の勉強は避けて通れません。

 

TOEICスコアと実際の英語力との関係については、

この記事を読んでみて下さい↓

「TOEICなんかでは正しい英語力は図れない」とヌカしている人々へ - 狩猟採集新時代

 

 

私も正直、昨年の語学留学を経験するまで、

単語の勉強そのものを軽んじていました。

ですが、単語ができないとお話にならないんですよね。

 

その理由と、効率的な勉強方法をお伝えします。

 

 

 

目次:

1.英単語は英語の基本のキ

2.TOEICリスニング対策にもなる勉強法(4ステップ)

3.勉強には正しい目標設定を!

 

単語を覚えることは、結構苦痛な作業になることが多いです。

しかし、そこを乗り越えてこそ、大幅な英語力アップに繋がります。

 

 

 

 

1.英単語は英語の基本のキ

 

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単語が分かっただけでは、実際の英会話に繋がらないのは事実です。

(私も、そうやって言い訳していたような気がします。)

 

しかし実際に英会話をしたかったら、

単語が分からないとどうしようもありません。

 

ネイティブは、こっちの語彙力お構いなしに喋ってきます。

 

我々日本人が、日本語がたどたどしい外国人に向かって、

「君の蹉跌は知識の誤謬に起因している。以後徹頭徹尾留意するように」

なんて言ったりしないように、わざと難しい言葉を使うことはないですが、

中学校2年生レベルの単語だけ選んで話してくれることもないです。

 

 

話し相手がやさしい人の場合は、

単語を簡単なものに言い換えてくれるかもしれませんが、

(正直、コミュニケーションとしてはそれでOKなんですけどね)

ビジネスの場面では何度も聞き返しにくいこともあります。

 

具体的に話すと、先日のニュースで、

トランプ大統領がWHOへの援助を打ち切るという説明をするとき、

「Transparency(透明性)」という単語が使われました。

 

これは、WHO側が使った単語をあえて大統領が使ったもので、

この話の中のキーワードでしたが、

単語がわからないと、そもそもの内容が入ってきません。

 

せっかく英語の聞き取りスキルが向上し、文章を聞き取れるようになっても、

”このTransparencyって何だろう”、と最後までもやもやします。

 

 

英語に限らず、語学学習には単語が必須です。

単語を実際の使用例をイメージしながら暗記する以外ないのです。

 

 

 


2.TOEICリスニング対策にもなる勉強法

 

それでは、私の勉強法を具体的に説明します。

実際に、留学中・帰国後に行っていた方法で、

約3ヵ月で640点 ⇒ 865点にアップしました。

 

私は、直前にTOEICの問題集をやってたこと以外は、

ほぼこの勉強法がメインでした。

もちろん語学留学中に、様々な勉強をしたのは事実ですが、

TOEICのスコアアップなら、この方法が一番役立つと実感しています。

もちろん、英会話の実践にも役立ちます。

 

 

正直、満点はおろか900点に達してすらいないので、

そこまで偉そうに言える立場ではないですが、

600-700点のボリューム層から抜け出したい方に、

参考になればと思います。

 

 

①教科書(単語本)の準備:

 

単語を勉強しようにも、本がそろっていないと始まりません。

ちなみに、使用する本の条件は、以下がそろっていれば大丈夫です。

 

・必ず例文がある。※大体の本が条件を満たしていると思いますが。

・単語の他に類語が多く書いてある。※それぞれに例文がなくても大丈夫

・例文の音源がついている。※CDの場合は、データの取り込みに困ります。。。

 

ちなみに、私は以下のものを使いました↓(4/16現在、品切れ中の様です)

 

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②ひたすら例文を聞いて、例文を話す:

 

あとは、本を見ながら音源で例文を聞いて、例文を音読します。

単語だけ何度も音読するのは、あまり意味がないと思っています。

 

例文には長いものもあり、始めはとても苦痛なのですが、

例文を見なくても、例文を聞いて全てが音読できるまでやります。

だいたい、反復10回くらいでこれができるようになります。

 

 

この時、例文で表現されている場面を想像しながら音読します

脳をいっぱい使うのがミソです。(脳ミソだけに)

 

これを例文を10個やっただけでも、かなり疲弊しますので、

最初は無理のない範囲で続けていきましょう。

 

 

③本はいっぱいいらない。ひたすら反復:

 

単語の学習をスタートする場合、まず本は一冊で良いです。

これは、留学先からも言われたことですが、

とにかく反復練習、これに尽きます。

私も、本を3周やりました。(3周では全体の80%程度を覚えた感覚)

 

私が留学中に聞いた話では、

上記の単語本を7周漏れなく繰り返したことで、

TOEIC 940 を取った人もいたとのことでした。

(彼は最初500点台だったとの聞きました。)

 

 

赤ちゃんが成長の過程で実際にそうするように

何度も口に出して頭に使用パターンを叩き込むのです。

単語の勉強は、英文法などの勉強とは違う泥臭さがあります。

 

 

④類語を使って単語を忘れにくくする:

 

人間は、徐々に学習したことを忘れていく動物です。

単語を勉強していると「あ、この意味に近い単語、昨日覚えたなぁ」

なんて思うことがあります。でも、それが何なのかパッと思い出せない。。

 

その時、単語本の類語のところに書いてある場合が多いので、

その類語のページまですかさず戻って確かめます。

(私の本にはページ番号が書いてなかったので、全部書きました。

類語に無い場合でも気になる場合は、気合で探してその単語をメモします。

 

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こうすることで、似たような単語を覚えることができ、

言い換えなども可能になるように思います。

これに関しては、留学先で教わった方法ではなく、

私のオリジナルの方法なので、信憑性は少しわかりませんが。

 

 

 

 

3.勉強には正しい目標設定を!

 

それでは、どの程度まで単語を覚えれば、

満足のいく英語力になるのでしょうか?

 

もちろん、辞書全部の単語を覚えるような極端なことは不要です。

英語ネイティブ圏の人は、10歳児でも語彙は15,000語程度あるとのことで、

そもそもの素地が違います。

彼らは生まれてからずっと英単語を勉強してきたのです。

 

ちなみにTOEIC900点でも、覚えている語彙は10,000語程度と言われます。

ぶっちゃけ、私も860点以上をとりましたが、

字幕なしで映画を見るのは、到底不可能です。

よくて20~30%。。。。

 

映画の中の言葉は、スラングや訛り、文化の背景といった要素が入ってきて、

大量の語彙に加えて、そういった知識を総動員する必要があります。

"字幕なし" への道は、現場でのコミュニケーションしかないですね。

 

 

単語をたくさん覚えるに越したことはありません。

しかし、それはいくら時間があっても足りなくなります。

 

TOEICスコアだろうが、英会話だろうが、

自分の求めるレベルにあった語彙力の目標を設定し、

勉強していくことをお勧めします!

 

 

 

以上