狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

副業は、初めはこっそりムッツリやったほうがいい理由

人に会うことをためらわないほうがいいです。

新コロでなかなか外に出にくい状況ですが。 

 

 

 

ニュースを見ると、毎日増える感染者数、そして各国の死者数。

悲観的なニュースが多く、先行きが見えない状況となっています。

自粛による封じ込め策は感染拡大の防止に効果的なのは確実でしょう。

 

しかし、その影響は親しい人たちにも確実に及び、飲食店をやっている友人は、

「5店舗中最悪3店舗を閉めることになるかもしれない」とのことでした。

それでいて、補償が望めない状況というのは辛いものです。

 

無利子無担保の融資政策は、ないよりはマシですが、

給付という選択は、意地でもできないみたいですね。

私は政治家になったことがないので、その難しさはわかりませんが。

 

 

 

・・・・と、前置きが長くなりました。

 

このコロナ自粛ムードの中、先日フリーランス兼会社員の友人と飲みました。

一応言い訳すると、自粛の対象となるような飲み会ではありません。

2名と少人数であることと、お店は密集していなく換気の良い店を選びました。

 

というか、このコロナ自粛騒ぎのおかげで、かなり閑散としている店が多数。

なので、周囲との距離は自然と保たれます。

安心できますが、やっぱり切ないです。

 

 

新宿のお店だったのですが、牛タンが美味でした。

柔らかな食感ですが、心地よい歯ごたえがあり、肉のうまみも抜群。

それを肴に、久々にあった友人と様々な話題で盛り上がった次第です。

 

f:id:Oppekepe1900:20200402101045j:plain

厚切りでジューシーな牛タン。デリシャス

 

副業を大っぴらにすることのリスク

 

その友人は、大まかに言うと保険関係の仕事なのですが、

サラリーマン以外にも個人で仕事を行っているタイプです。

会社員でもあり、個人事業主でもあり、自由な働き方なのです。

雇用先の人にも副業の話は伝えてあり、のびのびと仕事をしています。

 

一方、私が会社員だったころは、いくら副業が禁止ではなかったとはいえ、

あまり大っぴらにはしていませんでした。

就業規則を何度も読み返し、副業禁止に関する規定は確認済みでした)

 

おそらく、日本のコンサバティブな企業の会社員である以上、

副業を大々的にアピールすることに、あまりメリットはありません。

 ”こいつ、会社を辞めるつもりなのでは??”

 ”副業できているということは、本業の業務量をまだまだ増やせるな!″

と、変な疑いを掛けられるリスクがあるからです。

 

もちろん、これから時代とともに変わっていくと思いますけども。

 

副業が正式に解禁されている以上、本来会社は口出しできないはずです。

しかし、私の別の友人(元大手通信会社勤務)は副業が会社にバレて、

上司から個室で詰問された挙句、副業を辞めるように言われたそうです。

 

彼はこれを断固拒否し、最終的に東京から博多に飛ばされた様子。。。。

今は脱サラし、タイに在住して、これまたのびのび生活しています。

 

ひどい話ですが、仮にこの上司も副業をやっていたら、こんな言い方はせず、

人事権のある重役たちにうまく取り合ってくれていたかもしれません。

同じ穴のムジナなのですから。

 

 

〇実は爆増しているかもしれないムッツリな奴ら

 

これを聞くと、副業はまだまだメジャーでないという印象があります。

しかし、まだマイノリティですが、確実にやり始める人は増えています。

 

私の前の会社にも、きっとある程度の副業人口がいたと推測されます。

なぜなら、複数の不動産会社から”御社のお客さんは何人かいます”と、

言われたことがあるからです。

 

案外、バレないようにみんなコッソリやっています。

私はこれを助兵衛副業組と呼んでいます。スケベな奴らですよ。

私も例に違わず、病院だ家族の都合だと、わざわざそれらしい理由をつけて

会社を休んだり抜け出しまくっていた、超ムッツリでした。

 

とはいえ、会社のあるビルのカフェで、不動産の売買契約書にサインしたり、

オフィスで大量の書類をスキャンしたり(会社の複合機は超有能です)、

結構大胆なことをしていた記憶があります。 。。

 

 

本当は、副業をオープンにして本業に取り組んだほうが良いに決まってます。

隠し事は往々にして、気を使ってしまったりよからぬ結果の原因になるので。

この辺りは、時代が解決してくれるでしょう。

 

 

 

〇雇用者のほうから、従業員に副業を与える手も

 

有人との飲みの話に戻ると、興味深い話として

会社から副業の提案があったとのことでした。

本当は給料を上げたいけど、代わりにこれで稼いで!というものでした。

 

内容は、携帯電話の破損防止コーティングです。

詳細は省きますが、コーティング材は会社から提供するから、

やりたそうな人に対して自由にサービス提供してよいとのこと。

うまく集客が出来れば、サービスの単価設定も自由なため、

ごくごく簡単な作業でそれなりの利益(月数万円)になるとのことでした。

 

 

もちろん、友人の会社の本業とはかけ離れた内容です。

強制などでははなく、「興味がある人、どうぞ。」という感じ。

私がすごいと思ったのは、そういったもの(簡単に稼げそうな案件)を探して

会社員に福利厚生の一環として提供するというアイディアでした。

 

もちろん、資材提供側との代理店契約で会社側にもメリットがあるかと思いますが、

会社員へのホスピタリティの精神、収益構造を見極める嗅覚など、

その社長は経営者として、ある意味理想的だと感じました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とにかく、時代はだんだんと副業が当たり前の時代に変化しています。

しかしながら残念なことに、人々の認識は急には変わりません。

あなたが副業を始めようとしているタイミングなら、

最初は会社に対してこっそりのほうが、

比較的リスクは少なくなるということだけ、覚えておいてくださいね。

 

 

 

以上