狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

草津温泉にて無料で灼熱の熱湯風呂を味わった話

 

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日本人たるもの、温泉は好きですよね。

 

ただの風呂でも十分気持ちいいのに、

様々な成分・ミネラルが入っており、

体に良いこと尽くしですから。

 

 

私は、今まで人一倍、

温泉に親しんだ生活をしてきたと思います。

 

私の地元は温泉街ではなく、埼玉県熊谷市です。

熊谷市内では滅多に温泉は出ないのですが、

周辺の山に比較的近い立地であったため、

車で30分も行けば結構温泉がでる場所がありました。

 

そのため、小さいときから温泉に親しい生活を送り、

大学生になって地元の野郎共が免許をとるやいなや

近くの安い日帰り温泉に片っ端から行っていました。

 

 

そんな私が、かの有名な草津温泉

にて、灼熱の体験をした話を記します。

熱いエクストリームな温泉が好きな人は、

特に参考になるかと思いますよ。

 

 

 

 

 

1.草津温泉にある「共同浴場」とは

草津温泉は、有馬温泉下呂温泉と並び、

日本3大温泉の一つと言われており、知らない人はいないでしょう。

 

泉質はバッチリ強酸性

温度はキンキンの熱め

 

酸性具合は、釘を溶かすレベルと言われており、

アクセサリーなんかつけようものなら、

湯気に触れただけでも一発アウトです。

もはや薬品じゃん。

 


そんな草津温泉、もちろん観光地としても有名で、

贅沢な温泉付きの旅館・ホテルがあることはもちろんですが、

なんと地元の人たち向けの無料使用できる共同浴場が、

温泉街中心の湯畑の周りに19箇所存在するのです。

 

ただし、観光客に一般開放されているのは

19箇所のうち3か所のみ

(白旗の湯、千代の湯、地蔵の湯)

基本、地元住民にフォーカスした施設みたいです。

 

 

また、無料ゆえのルールが決まっており、

シャンプーやリンスは、泉質が強酸性で

中和反応などを起こす可能性があるため、

使用禁止になっています。

洗い場についても、シャワーはなく、小さい蛇口がある程度。

旅館の宿よりはさすがに不便ですが、文句は言えません。

 

それでも、立派な草津の湯」のクオリティを、

しっかりと味わうことが出来ます。

(開放されていない浴場も、

 地元住民の許可があれば観光客でも利用できるようです。)

 

※紹介サイト⇓

www.spa-yuyu.net

 

今回のお話は、この草津温泉

共同浴場」についての体験談です。

 

 

 


2.もっとも湯畑に近い「白旗の湯」での衝撃

あれは、もう7年くらいまえのことになりますが、

地元熊谷の野郎共と、いきなり深夜に

草津に出かけよう」ということになりました。

 

ちなみに、時期はゴールデンウィークで、

野郎共は地元熊谷にみんな帰省して集まっており、

深夜のテンションで夜7時ごろ出発したのです。

 

 

ちなみに、熊谷と草津が近いかと言われれば、

東京よりは近い程度。

野郎共の一人、ラッパー(寺の長男)が運転する車を飛ばし、

ハイウェイスターの如く草津温泉に到着しました。

 


当時、無料で入れる共同浴場の話を初めて耳にして、

それ目当ての勢いで飛び出してきたのを覚えています。

 

我々は、草津のランドマーク、湯畑近くに車を停車し、

"お~~これが湯畑!"といっちょ前の観光客の真似をしました。

この時、時刻はすでに21時過ぎ。

 

 

早速、公共浴場の中で湯畑に一番近い

「白旗の湯」に目を付けました。

この白旗の湯は一般客にも開放されており、

夜遅くまでやっているうえにアクセスが良いため、

地元民以外にも多くの観光客がいます。

 

その時、ゴールデンウィークだったものの、

夜結構遅い時間だったので、人はまばらでした。

 

 

小さな蛇口で体をなんとか洗い、

さあいざ草津温泉に入湯・・・!!!

 


アッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッツ!!!!

 


草津温泉が、「熱め」なことは聞いていました。

私自身、温泉はどちらかと言えば熱めが好きです。

アイスランドで温泉に入ったときも、ぬるくて不満な顔をしていたら、

近くのおばあちゃんも温度に不服だったらしく、無駄に共感しました。

 

 

ただ、これはもはや火傷しかねないレベルです。

温度計を恐る恐るのぞくと、なんと43℃~44℃

うひょー、ハンパじゃねぇよぉ~~~!!

 

しかし、熱さに慣れてくるとピリピリとした皮膚の痛みの先に、

体の芯から温まっていく快感があります。

だてに草津じゃねぇ。さすがの泉質・・・!

 

 

そして、我々が極楽モードに入っていると、

浴場の奥に、見つけてしまったのです。

もう一つの湯舟を・・・・・

 

湯気が怪しく立ち昇る、もっと白く濁る湯

 

何となく、嫌な予感がしました。

近づいて、つま先を入れただけで「痛み」が。

 

あれ?これもはや風呂じゃなくて拷問器具

と思ってたじろいでいたら、

地元民か湯治の人か、ベテラン風の男性が、

「ス~ッ」と入っていくではありませんか。

 

 

私が目を疑ったのは言うまでもありません。

 

無駄に負けず嫌いの私は、

"同じ人間、俺が入れないハズはない"

と意を決して体を入れていきます。

 

 


おおおおおおおおおおおおおおお
んんんんんんんんんんんn
sっさkj;かsdfぱえういj
ファッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!

 

あんな熱湯風呂は、あれが最初で最後です。

温度は46℃でした。

 

 

恐らくですが、「公共浴場」は地元住民にフォーカスしているため、

全体的に温度がピーキー寄りになっている気がします。

温泉旅館であの温度だと、客から苦情が入りますから。。。

(実際、白旗の湯以外の湯も、結構熱かったです。)

 

 

さらに驚いたのはここからです。

 

湯舟の脇でチルしていたとき、偶然話しかけてきた

"草津温泉フリーク" らしき人が言うことにゃ、

「白旗の湯」を超える熱さが存在するらしいのです。

 

最も熱いのは、ここから少し離れたところにある

「煮川(にがわ)の湯」

その温度は、あの拷問器具を上回る

48℃とのこと。

(当時はうろ覚えですが、現在は一般開放はされていないようです。)


まさに釜茹での刑

天下の大泥棒、石川五右衛門の気持ちが分かりますね。

 

 


もう熱いお湯なんて想像したくもないくらい、

草津の"湯"による洗礼を受けた我々。

湯疲れにも近い感覚で、なんとか風呂を出て着替え、

湯畑脇の焼肉屋さんで肉をキメました。


草津は言わずもがな山奥の町なので、

熱湯の後の冷ややかで湿った夜の山の空気が、

とても心地よかったを覚えています。

 

 

いつか、最も暑いといわれる

「煮川の湯」にチャレンジしてやる・・・!!

そう心に近い、我々野郎どもは草津を後にしました。

 

 

 

 

3.現在はオープンしているのか

新コロで観光業が自粛自粛ムードの中、

草津の公共浴場は果たしてやっているのかどうか、

一応調べてみました。

 

明確に「オープンしている」という記載は無かったものの、

"閉館しています"という情報もありませんでした。

ただ、近隣住民の方の生活利用のこともあるので、

簡単に閉鎖はしていないかと思います。

 


ちなみに、6/11の「草津温泉公式サイト」のアナウンスにて

白根山火山活動が活発化したので、

周辺道路が通行止めになっているとのことです。

なので、長野方面からお越しの方はご注意ください。

 

噴火なんて起こったら、近隣の方々にとっての驚異は

コロナウィルスどころじゃありません。

一応、東京方面からは問題なくアクセスできそうです。

 

活火山の近くにいい温泉あり。

自然のエネルギーを感じずにはいられません。

 

 

※その他詳しい情報はこちらから⇓

www.kusatsu-onsen.ne.jp

 

 

 

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新コロのせいで、

海外旅行はおろか国内旅行も振るわない状況ですが、

感染予防対策をバッチリした上で、

温泉を訪れる計画を立ててみるのもいかがでしょうか。

 


以上