狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

サラリーマン生活に疑問を持ったらとりあえず「金持ち父さん貧乏父さん」読めって話

「金持ち父さん貧乏父さん(Rich Dad Poor Dad)」

は、説明不要の名著です。

私もこの本にはとても感謝しており、

ロバキヨ(筆者のロバートキヨサキの略)さんには頭が上がりません。

 

 

この記事では、本を未読の人、本に興味のある人や

読んだけど行動できていない人に対して書いています。

 

 

目次:

1.サラリーマン生活への疑問は誰もが持っている

2.「金持ち父さん貧乏父さん」から全てがスタート

3.読んでも行動しないなら読む意味ない

 

 

 

1.サラリーマン生活への疑問は誰もが持っている

 

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大学を卒業したら、企業に入ってサラリーマン。

60歳くらいまで働いて、あとは年金で暮らす。

 

これは、一般的な日本人のライフプランニングです。

私も大学卒業まではそうイメージしていました。

仮に4年生大学卒業から定年まで勤めあげた場合、

38年間を会社で過ごすことになります。

 

 

そんな長い時間の中で、

”ただ給与をもらってその中の範囲で生活すること”

といういわゆる世間一般の常識に対して、

誰しも1度は疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。

 

20年前ならまだわからないですが、

この情報社会の中なので「サラリーマン以外の生き方」

に触れる機会は確実に増えてきています。

You Tuberの台頭なども一つの例です。

 

 

恐らく、多くの人がその生き方に気づいていながら

疑問を持たないふりをしているのかもしれません。

 

たとえ疑問を持ったとしても、

「いや、皆そうやって頑張っている」

「起業や自営業なんて厳しい」

「副業や投資で失敗するくらいならやらないほうがいい」

そういった心の中の声に従い、考えることをやめてしまいます。

 

 

私は、入社して早々この「サラリーマン以外の生き方」

の可能性について、考えてしまいました。

入社してからは、業務が面白かったため集中していたのですが、

生き方の選択肢という考えは常に頭の片隅にありました。

参考:業務を面白くするための方法↓

サラリーマンは「今自分は何を学んでいるか」という視点が少なすぎる - 狩猟採集新時代

 

 

 

 

 

2.「金持ち父さん貧乏父さん」から全てがスタート

 

そんな中、入社2年目の26歳の時、

都内のバーで知り合った人をきっかけにして一つのゲームに出会います。

それは、キャッシュフロー101」というゲームでした。

 

冒頭で説明した「金持ち父さん貧乏父さん」の著者

ロバートキヨサキの考案・作成したゲームなのです。

これは、高度な人生ゲームといった内容で、

不労所得キャッシュフロー:CF)を構築することを目的とします。

 

 

プレイヤー全員は最初「ラットレース」と言われる

「会社員として給与を貰ってそれを消費し、ローンを返済し、

 また次の給料日まで繰り返す、滑車を回るネズミのような状態」

のコースからゲームをスタートします。

このラットレースは、給料日を起点としたループのコースになっています。

 

すごろくのようにさいころを振って駒を動かし、

出た目のマスの指示に従うのは人生ゲームと同様ですが、

株券の購入やビジネスへの投資など、CFを作るイベントが沢山あり、

プレイヤーは制限時間内にCFを少しずつ作っていきます。

 

 

プレイヤーには最初にランダムに職業カードが配られて、

それぞれに決められた出費が定められています。

フリーターであれば月に1500ドルですが、

医者や月に4500ドルというように、

収入が多い人は支出も多いという設定です。

 

 

この決められた出費をキャッシュフローが上回った瞬間、

脱ラット(ラットレースを抜けるという意味)して、

資産を急速に増やせる「ファストトラック」に駒を移動できます。

不労所得が構築され、職業が無くても大丈夫な状態を表しています。

 

 

このゲームの初心者は、まずこの脱ラットが最初のハードルになります。

面白いのが、収入が少ないフリーターほど脱ラットが簡単で、

医者のような高給職ほど、出費が多いため脱ラットが難しいのです。

 

私も、何回かやっていく中で、やっと脱ラットに成功しました。

最初は本当に感覚がわからなくて難しかったのですが、

段々とキャッシュフローを積み上げていくコツ」がわかってきて、

最後には、難易度が高い医者の職業からも脱ラットできるようになりました。

 

 

私は、この「キャッシュフロー101」というゲームは、

金融教育にはとてもいい教材だと思います。

将来子供が出来たら、真っ先にやらせたいとも考えています。

 

そして、このゲームをやっているメンバーがよく口にしていたのが、

「金持ち父さん貧乏父さん」という本の名前だったのです。

私はゲームからその書籍の存在を知りました。

 

 

前置きが長くなりましたが、

「金持ち父さん貧乏父さん」は、このゲームで勝つためのエッセンス、

つまり、人生で不労所得を構築するためのエッセンスが書かれています。

実際、この本が私の投資へのスタートのきっかけになりましたし、

他にもこの本をきっかけにして、不動産投資を始めた人が多い印象です。

 

キャッシュフロー101」で不労所得の形成方法を学べるように、

この本には、そもそもの"お金"に対する様々な教えが記されています。

 

 

私は、資産形成に興味がある人全員に読むことをお勧めしています。

筆者のロバキヨさん自身が不動産投資で資産を構築していたこともあり、

「金持ち父さん貧乏父さん」は

不動産投資の教科書のような扱いをされているようなことがあります。

しかし、決して不動産投資だけではなく、

資産形成に必要な基礎的で重要な知識が手に入ります。

 

私は、この本を成功のバイブルであると考えています。

サラリーマン生活という「ラットレース」に疑問を持ったら、

それを抜け出すための考え方と方法が書いてあるのですから。

 

私がキャッシュフロー101と出会ったゲームコミュニティでも

ほとんどの人が読んでいました。 

さぞかし、”みんなは資産形成が上手なんだろう"

と、私は参考にしたいと思うようになりました。

 

しかし、本を読むだけでは

決して成功しないという落とし穴があったのです。

 

 

 

 

3.読んでも行動しないなら読む意味ないです

 

私がそのコミュニティでゲームを何度かプレイしたあと、

懇親会でそのメンバー何人かに、こう質問しました。

 

 

「このゲーム、すごく資産形成に役立ちますよね。

 皆さん、何か行動していることはありますか?」

 

 

・・・

私は興味本位で何の気なしに聞いたのですが、

なぜかみんな黙り込んだのです。

ちょっと空気が悪くなったので、話題を変えました。

 

私は強い違和感を感じました。

なぜ、ゲームだけやって満足なのか?

本を読んで、知識を増やすところまでであなたたちは満足なのか?

 

それと同時に、どこかで聞いた

"人は成功の方法を聞いても、実際にやるのはそのうちの1%"

という言葉を痛感したのもその時です。

 

 

私は幸い、読んだその日のうちに不動産投資のセミナーを予約し、

読了後1ヶ月ほどで不動産オーナーになることができました。

”思い立ったが吉日”という言葉通り、行動しないと何も生まれません。

 

スピーディーな行動が功を奏した参考記事↓

新宿駅徒歩圏内の掘り出し賃貸物件に入居した方法 - 狩猟採集新時代

 

 

 

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記事の内容を纏めると、

 ・今の生活に疑問を持ったら「金持ち父さん貧乏父さん」読んでみて

 ・読んだから必ず行動して、そうしないと意味ないから

ということです。

 

ゲームであるキャッシュフロー101も面白くてお勧めですが、

アホみたいに高いので、買いたい方は覚悟してください。

ただ、それ以上の学びが必ずあると思いますが。

 

 

 

以上