狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

占い結果は都合よく信じることが重要な理由

―人は人生で何かしらの道しるべを求めています。ー

(キラキラした宇宙の背景)

と、ちょっと宗教めいたオープニングになってしまいました。

 

皆さん、宗教と聞くと胡散臭いと思いますか?

ご安心ください、私はここで布教するわけではありません。

 

 

日本人は宗教になじみがないふりをしていて、

 

占いは結構好きだったりします。神頼みとかもありますね。

 

そうした占いの効能を最大限自分のものにしましょう

そんなお話です。

 


目次:

1.宗教は否定する癖に占いは信じる人々

2.占いの悪い結果は、私は基本無視します

3.占いとコンサルティングは本質的には同じ

 

 

 


1.宗教は否定する癖に占いは信じる人々

 

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日本には宗教の自由が定められており、

地域によっては教会やモスクが沢山あります。

寺社はもっと身近にあり、お墓参りは殆どの人が経験あるでしょう。

ですが、「あなたは何教ですか?」と聞かれると、

恐らく大半の人が"自分は無宗教"と答えるでしょう。

 

実際、そういった ”自称無宗教” の人にとって、

日本の生活の中で宗教を感じるのは、

お葬式の時と結婚式で愛を誓いあうときくらいです。

あとは七五三ですかね?小さい時なので記憶が曖昧ですが。

 

 

私は宗教に悪いイメージも良いイメージも持っていません。

少数ですが、知人にはいろんな宗教の人がいます。

 

 

ただ一つ、日本人が自覚せず信仰している悪い宗教があると思います。

それは、「何もしなくても明日も安心教」です。半分冗談ですけど。

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日本人は性格上、宗教の勧誘などのクロージングに拒絶反応があります。

それは、相手の誘いを拒否するのにあまり慣れてないから。

私だって、クロージングには ”う、困った” と反応してしまいます。

 

おそらく、宗教を毛嫌いしている人が多いのは、

この "勧誘される" というイメージがあるからではないでしょうか。

きっぱり断れる人たちからすると、勧誘されることは

別に大したことはないみたいですが。文化の違いかと思います。

 

逆に、信仰心が強い人々からすると、

神にも何にも頼らず生きている状況のほうが不思議なそうです。

”何を道しるべにして生きているのか?” と。

 

 

面白いことに、"自称無宗教"を装っている人でも、

占いやおみくじの結果には頼ります

おそらく、これは心の中で何かしらの教えを求めているからなのでは

と考えてしまいます。

 

結局、人は他人の意見に頼りたいのです。

それが宗教の教えという普遍的なものでもいいですし、

占い師のおばちゃんの予言でもいいですし、

神様がおみくじで示した文でもいいのです。

助言の形が違うだけなのだと思います。

 

 

 


2.占いの悪い結果は、私は基本無視します

 

占い、おみくじなどではいい結果もあれば悪い結果もあります。

私は、良い結果に対しては「やったぜ、ラッキー!」と信じ、

悪い結果は断固信じません

 

神からの啓示に背を向ける背徳的行為。

時代が時代なら、磔刑+火あぶりにされかねません。

まさに神との戦い。悪魔を信奉する行為。

 

幸い、現代の我々はそこまで大げさに考える必要はないのです。

何故なら、信じる自由があるのですから!!

ご都合主義でよいのですッッ!

 

 

でも、おみくじに「失物(うせもの)=多し、出て来ず」

なんて書かれていたら、無くし物には気を付けるようにしますけどね。

神様に100円か200円のコンサル費用を払っているのだから、

何かしら為になるコメントは持ち帰ったほうがいいですよ。

 

でも仮に既に何か無くしていたら、

そのコメントはネガティブなので無視してます。

金だけ払って落胆するだけで終わるのは嫌なので!

なにおぅ!!といって、断固信じません!!!

 

 

 

 

3.占いとコンサルティングは本質的には同じ

 

 

こんなことを言うと、占い師や神主さんに怒られますが、

たとえあなたの受け取った占いやおみくじの内容が、

その辺のおっさんが書いたものだったとしても、

「自分以外の意見」が聴けることに価値があるのです。

 

 

人には、「他人に診断された結果を正しいと思い込む」

性質があります。

 

とあるアメリカの心理実験で、学生たちの性格診断を行いました。

しかし、これにはカラクリがあり、

あらかじめ決められた”当たり障りのない診断結果”

全ての被験者に同じように伝えました。

 

結果、なんとほぼ全員が

"この結果は自分にあてはまる"と回答したそうです。

※詳しくは、「バーナム効果」でググってください。

 

このように人は、”他人に診断された結果は信じやすい” 傾向があります。

さらに、「占い師」や「神社」側の権威性が高い場合、

その結果をもっと信じやすくなるのは、言うまでもありませんよね。

 

 

ここで私は、信じるな、騙されるなと言いたいわけではありません

この性質を理解した上で、

得られたアドバイスを有効に使えと言っているのです。

 

そこで生きてくるのがご都合主義です。

コンサルタントから得られたアドバイスは、

取捨選択しても良いのです。決めるのは自分です。

聞きたくないことは捨ててしまってもいいのです。

(でも、ちゃんと吟味してくださいね。)

 

 

ちなみに、占いとコンサルティングには

その「根拠」こそ大きな違いがありますが、

アドバイスをくれるという点では本質的に同じです。

 

コンサルタントの質そのものというよりも、

"人は自分以外の意見"に頼っているのですから。

(こう書くとコンサルタントの人に怒られそうですが、

 決して「価値がない」と言っているわけではないです)

 

 

逆に、どんな経験豊富で優秀なコンサルタントでも、

「絶対自分の考えしか信じない」という人の前では無力になります。

※そもそもこういう人はコンサルタント不要ですけどね。

 

結局、色々言ってもらったとしても、

最後に何を信じるか決めるのは自分なのです。

 

 

占いやおみくじの結果を信じるのか。

自分の宗教的観念を信じるのか。

コンサルタントの科学的根拠を信じるのか。 

 

人の意見に頼ることも時には必要ですが、

責任をとるのは自分自身なことに変わりはありません。

参考記事↓

不動産投資で親や友人からの反対を受けた時の唯一の対処法 - 狩猟採集新時代

 

お正月、初もうででおみくじを引くのは楽しいものです。

どうせなら、その効果を最大限自分のモノにしましょう!

 

 

 

 

以上